高強度チーム練「丹後半島一周ライド」

トレーニング日誌

今日は週1度のチーム練習会でした。他のメンバーは昨日も160kmほど高強度の練習をしていたようですが、僕は土曜日仕事なので参加する事はできませんでした。

最近は日曜日の練習がチーム練習に当てられています。

本日の練習メニューはサイクリングの予定。
あくまで予定。

それでは今日は補給食をご紹介。

今日の補給食

本日の補給食は、おにぎり小2つ、エネルギージェル、羊羹2つ、プロテインバー、マルトデキストリンジェル、出発前に2RUNで足つり防止。

結局、これでは足りずに、ジェル一つ、エナジードリンク、プリテインバー1本追加しました。さらにお昼ご飯も(笑)食べ過ぎ。

出発前の記念撮影

最寄りのコンビニに朝7時に集合して行ってまいりました。
一人は昨日の疲れが残っているにもかかわらず片道40kmくらいかけてお見送りに来てくれました。

十分な距離だと思うけど…
僕ならLINEで今日は欠席しますって言っちゃうのに凄い人です。

さて、予定ではサイクリング。

でも、その時の気分で高強度に切り替わったりします。

最初は僕が先頭を引いて走っていました。
なぜなら、皆昨日の練習の疲れが出てるだろうと思ってパワーウエイトレシオ4倍までをピークにして走っていました。

最初の40分を過ぎたあたりから、メンバーの一人が(昨日170kmくらい走ってる)前引いてもいいですか?と聞いてきたので「どうぞ〜!」と言うや否や速度が上がった。

あっ、始まるのね…。

そう、ここから僕にも、他のメンバーにも確実にスイッチが入ったのでした。

ただのライドをタダで終わらせない男「イナズマン」

彼と一緒に練習すると質が一気に向上します。
僕が速く走れるようになったのは彼と走り始めてからだと思います。
速くなりたかったら、速い人と一緒に走る。これに尽きると思います。

後ろから眺めながら「昨日走って脚がもう残ってないとか言ってたやん」って思ってました。

どうやら走れるようです。

そして、僕ともう一人はサラ脚。残り2名は昨日散々走っていると。それでも登りさえ調整すれば普通に付いてきます。

そんな姿を見て、「気にしなくていいよね」そう心に決めました。

だって、見る限り走れるもん。

上りは調整しつつ、平坦になったらガチ踏みで回す。
気がついたら平地は最低でも時速35km。速い時は50km。こりゃ最後までもつかな?と心配になりながらも楽しくてペダルを踏む脚を止めることができません。

経ヶ岬で

前半の山場、経ヶ岬までズンズン進んでいきます。
ここで、トレーニングや機材のことに詳しいAdachiコーチが伝家の宝刀「金メイタン」に手をつけた。

※金メイタンとは:梅丹本舗と言う会社が出しているカフェイン入りエネルギージェル。

昨日の疲れが出てるんだなぁ〜と。
大丈夫かな?ちょっと心配だなと思っていました、この時までは。

この時、カフェインの話になりなぜカフェインを取ると元気になるのか?脳がカフェインで覚醒して?とか色々ありますが、一番はカフェインの力で糖を遠るギーに変える力が活性化するから、カフェインがブースターになって糖というエネルギーを爆発できに燃やすのです。

だから元気になるんですが、肝心の糖が体内に無いと低血糖になるので運動中は糖質の補給が必要なのです。

良く、運動中に汗かいたら塩と水でいいって言ってる人がいますが、あれはダメな助言です。

はっきり言ってデタラメです。

最低でもスポーツドリンクは必要ですね。エネルギーとなる糖質、塩分やカリウム、水分が補給できます。ただ汗と同じ成分と言うだけなので経口補水液の方がいいですが。

そして、補給食も大切です。1度のライドで3000kcal近く消費するので食べないとハンガーノックとなって動けなくなります。

食べて飲んで走る。

これがロードバイクの楽しみ方です。

で、話は戻って、経ヶ岬を越えたら適度なアップダウンの連続で伊根町を過ぎれば平坦区間が待っています。

綺麗な海をバックに写真を撮るが空しか写ってない

経ヶ岬からの道は海岸線を走る道で、海がとても綺麗に見えます。
だけど、一歩間違えたら断崖絶壁に吸い込まれてしまうので慎重に下っていきます。

今日は僕のライトが光らなくなってしまって、トンネルの中は先頭を交代してもらいました。

そして、たまたまAdachiコーチの後ろを走ってトンネルに突入すると、コーチのサドルバックに付いているガーミンの接近センサー件リアの赤いライトが数回点滅したあと、「ピッカーン」って光りました!

もうお釈迦様から注がれる光のようにあたり一面を真っ赤な光が照らすのです!

僕の後ろにいた藤原君は「学さんに後光がさした(笑)」って笑ってました。

僕の目の前は真っ赤な光で自分のライトが光らないので赤い光を追いかけていくしかありません。

トンネルを出てやっと自然界の光を感じ「俺、生きてる」って思いました。

Garminのライト恐るべし…

そんなことをしてる間に、平坦区間に突入です。
ここからはローテーションしてグイグイ走ります。

まずはイナズマンが先頭でペースを作り、グングン加速していきます。

ほぼ45kmくらいだったと思います。
そこから最低速度が40kmのローテーション。

千切れたら終わり、千切れたら終わりって思いながら走りました。

追い風も味方して走っていると、Adachiコーチが妙なことを口走ります。

「カフェインが効いてきた…」

なんだって?

元気になったってことか?
もう十分引いてるじゃないか。もっとい行くのか?
あんた昨日160km走ってたんじゃないの?

そんなことを思いながら、僕は僕でトレーニングしたいから自分が前に行ったら維持できる限界のちょっと手前までで引きます。

こうなったら気持ちよくて止めれません。

そして先頭交代をしたら、後ろから藤原君が「田中さん千切れました〜」と声が。

流石に先頭を引いてたのは僕なので救出のためちょっと速度を落として待ちました。

その一瞬の速度低下の間に、イナズマンとAdachiコーチはノリノリで突き進み、瞬く間に視界の彼方へ消え去りました。

本当に一瞬で消えたのです!

本当に昨日脚使い切ったのか?マジか?頭おかしいのかな?体力無尽蔵にも程があります。

で、田中さんを無事救出してちょいスピードを落として進みますが、それでも30km後半のスピードです。

田中さんも昨日170km走っての参加です。この人も頭のネジが若干緩いです(笑)自分なら間違いなく行かない(笑)と言うか行ける自信がないです。

すると、結構先で二人が止まって待っててくれました。

そこからはちょっとサイクリング気味に走って海の見える公園で記念撮影。

天橋立をバックに記念撮影

こうした記念撮影もライドの楽しみです。
僕の脚白い…これでも日に焼けてるんだけど皆んなの方がいい色してる。うらやましい。

この時点で11時20分。
かなりお腹が空いています。

よし、ラーメン食べに行こう!

と言うことで、与謝野町の「麺やチャクリキ」へ行きました。

漢のブラック中盛り

僕は丹後ブラック中盛りを頼みました。隣で藤原君が漢のブラック中盛りを頼んでました。

これで中盛り?麺が見えません。

以前、友達の池ちゃんがこの大盛りを頼んでましたが、完全に顔が隠れる大きさでした。

僕なら普通盛りで十分ですね。

チャクリキでラーメンをたいらげ、隣のローソンで最後の補給をします。

ここまでで結構体を追い込みました。
最後に一つ岩屋峠が残っています。こいつを登って兵庫県に入ります。

そんな時、またAdachiコーチの声が「3倍モンスターエナジーだな」

えっ?

禁断の果実に手を伸ばすAdachiコーチ。

さすれば、僕も。田中さんも手を伸ばす。藤原君も手を伸ばし、なんとイナズマンまで。

皆んなやる気だ。

緑のモンスターに変わる気だ!

蓋を開け、グビッ、グビッと飲み干す。

うぉ、効いてきた。

すると、田中さんがなんか片足にしか効いてない気がする。
もう一本飲もうかな〜。

あかん、あかんやつだ、モンスター通り越して怪獣になろうとしてる。

躊躇なく3倍モンスターエナジーを掴みレジへ。
グビグビ飲んでる。

恐ろしいものを見てしまった。

その後田中さんは身体中緑になっただけでは足らず、背中に羽まで生えたとか生えなかったとか…

めでたくカフェインの投入儀式が終わったところで岩屋峠へと向かう。

ここにはセグメントが用意してある。

今まで何度かチャレンジしたけどKOMをとることができなかった。
と言うか、僕の実力じゃ無理でした。

でも、今日は3倍モンスターエナジーを飲んでいる。
アタックするしかないよな!

しかし、澄み渡る青空とは裏腹に向い風が吹いている。
峠のアタックだけでも大変なのに、向い風て正直最悪。

美風だったらいいけど明らかに前から当たる風がキツい。
それでもチャレンジしてみたくなる。

そう、モンスターエナジーのせいで頭がぶっ飛び始めたんだ。

セグメントスタートの位置がわからないけど、ストラバの有料会員だとセグメントを登録しているとスタート地点がわかるらしい。

後ろから田中さんの声で、「今スタートしました〜」と合図が入る。

その瞬間、体は反応してしまった。
でも向かい風は相変わらずキツい。でも諦めずに回す。

この前2秒差で取れなかったら、今日こそは。
前回の2秒差の時は余裕で登れた。
KOMをとれる時って、みょうに余裕感があるもんだ。

しかし、今日はなんか苦しい。
行けるのか?

緩斜面を過ぎて5〜7%の登り坂区間の九十九折りに入る。
まだスピードは落ちていない。

行けるかも?

しかし、8%超えの区間に入ると苦しさが増してくる。
勾配がきつい坂はダンシングで切り抜けるも勢いがない。

これはヤバいな。

頑張った割にタイムが出ないかもしれないと諦めムードになってきたけど、なんとかセグメント終了地点までを駆け抜けた。

僕の場合は家に帰ってデータを保存するまでわからない。

感覚的に、KOMを取れた感じは全くなかった。

結果は?

府道2号線岩屋峠KOM

見事KOMを獲得できました。
2位に20秒差を付けたので、しばらくは抜かれる事はないと思います。

苦しかったのは前回より20秒も早く登ったからだとわかりました。

ちょっと成長できて嬉しいです。

最後は但東町の下り基調を永遠と最低40km、最高50kmのスピードで駆け抜け出石寺坂のLAWSONでフィニッシュしました。

辛かった、ガンガンに踏んで最後はみんなを引きちぎる気持ちで引きまくったけど普通に誰一人千切れることなくゴールしました。

3倍モンスター2本チャージの田中さんもすっかり回復してました。

恐るべしカフェインパワー。
いい子は真似しないでね(笑)

今日も仲間とガンガン追い込み、それでも笑いながら帰ってきました。

ローテーションのやり方も教えてもらいながら、タイミングなんかを聞きながら。ライドの楽しみをまた一つ手に入れ練習会が待ち遠しくなりました。

今日もまた一つ強くなれたかな?

丹後半島1周ライド記録
丹後半島1周ライド記録

今日までのデータをゴールデンチータに入れてみると。
CTLは87.3になっていました。

90の壁が見えました。

友達と100までやろうと言ってたのが少し見えてきました。
6月は仕事の関係で自転車に乗れない休みが3日ほどあるからちょっと落ちるかな。

でも、前に進んでる実感がある。

CTL87.3

これからも友達と切磋琢磨して楽しみたいと思います!

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