サイクリストの膝痛対策(膝下編)

自転車・身体の手入れ

あっ!膝が痛い!

ズキンとする痛み

僕の整体院にはいろんな痛みを持った
患者さんが訪れる。

膝の痛みもその一つ。

ジャンプ系のスポーツをする人と
自転車に乗る人に共通して多いのが
膝の痛み。

特に多いのが膝の上下や膝全体に
痛みが出るケースが多い。

しゃがみ動作や立ち上がるときに
痛みが出る。

ジャンパー膝

ジャンパー膝と呼ばれる症状だけど
よく成長痛と間違えられるから注意が必要。

原因の一つとして大腿四頭筋の疲労と緊張
があげられるけど、それだけではない。

大腿四頭筋(ももの前にある大きな筋肉)が
緊張すると、膝の皿の上下が引っ張られる。

この事で膝の痛みが出る。

だからと言ってももの前を伸ばすストレッチを
しても効果は薄い。

まずは足首周りを十分動かしてスネの筋肉を
緩めてあげる。

それから、かかと周辺をマッサージ。

この時、アキレス腱のかかと寄りにある
くぼみ辺りも良くマッサージしよう。

すると、足首が驚くほど軽くなる。

次に取り掛かって欲しいのが、ももの裏。
ハムストリングスと言われるところ。

ここのストレッチは正直むずかしい。
一番簡単なのはストレッチポールや
筋膜リリースのローラーを用いて
緩める方法。

ここまでやって、初めてももの前の
筋肉を伸ばすことが出来る。

ただでさえ緊張しているのに、いきなり
ストレッチをやると筋肉を痛める可能性大!

最後に裏技!

実はここをやるとさらに効果的と言われる
場所がある。

それが腸腰筋。

骨盤の内側に張り付いている筋肉で
ここを緩めるだけで膝の痛みは相当軽減する。

サイクリストは前傾姿勢で腸腰筋を短縮させた
姿勢で自転車をこいでいるので硬くなりやすい。

なので、ここをしっかりストレッチしてやると
膝にも効果絶大なのだ。

ぜひ、足首から初めて一連のストレッチを
してみて欲しい。

自分で膝の痛みを軽減できること間違いなし!

 

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