二日間連続で100kmを走るとそれなりに体に負担がきます。
腿の張りはもちろんのこと、腰回りの筋肉も硬くなるし、左右ペダリングバランスを見ても分かるとおり左49%、右51%とズレがあります。
こういう時は、決まって左右の脚の長さが違います。
この左右の足の長さは見かけの足の長さの違いであって、実際に足が短くなっているわけではありません。
背中や腰の筋肉が左右で縮みかたが違って短く見えるだけです。
通常だと筋肉をほぐしたり、ストレッチをしたりするのですが、僕は整体師なので自分で調整してしまいます。
正直、ストレッチしたり筋肉をほぐすのって疲れている時は面倒なんですよね。
出来る限り時間と手間を省きたいのです。
そんな時に活躍してくれるのが、この骨盤矯正に使う三角ブロックです。
素人が使うと体を壊すと思われがちですが、そんなことはありません。
無茶苦茶簡単に使えます。
難しく言って整体師って凄いだろうと言いたい人がいるだけです。
覚えたその日にできます。
このブロックを使うと、脚の長短が5分程度でそろいます。
また背中や腰、腿の筋肉など全身の緊張を10分程度で取ってくれますので非常に重宝しています。
脚の長短を揃えたいなら、下の写真のように体の下に置いて最長5分寝てください。
早ければ1分程度で揃うでしょう。
長い脚の方は骨盤に、短い脚の方は脚の付け根の骨のところに斜めにブロックを置いて上にうつ伏せに寝ればオッケー!
体の緊張を取りたいなら、下の写真のように置いてその上に寝ます。
大体10分~〜15分で背中の張りや腿のはりが和らぐでしょう。
やり方は脚の長短を整える時と似ていて、短い脚の方を反対の坐骨に向かって置くだけ。
違和感を感じたら止めればいいだけです。
これは特殊な道具のように見えますが、通販で普通に手に入ります。
こんな便利なものは使わないと損です。
筋膜ローラーを使って筋肉を和らげたりもしますが、この三角ブロックは便利なのでよく使います。
自転車での疲労だけじゃなく、仕事疲れなんかにも使います。
お昼休みに使ってて、あまりの気持ちよさにそのまま寝てしまい、患者さんに起こされるという失態を晒したこともあります。
ただ一つ、難点なのは、最初に誰かに脚の長短を見てもらわなければならないこと。
家族がいる人なら家族に、友人などに見てもらうのもいいでしょう。
基本的にはうつ伏せの状態で調べてもらってください。
仰向けで調べる方法もありますが、ほとんどはうつ伏せの状態で解決するのでうつ伏せの姿勢でチェックするといいですよ。
自転車乗りが腰痛が多い原因は骨盤への負担
この写真を見てもらったら分かると思いますが、基本的にサドルはピンクの丸の位置に当たります。
ですが、体の組織を伝わって振動は赤い矢印のところにも伝わり、下から骨盤の真ん中にある三角形の楔形の骨を突き上げます。
クサビは上から下に刺さっていて骨盤を安定させています。
しかし、自転車はサドルからの突き上げで下から上にクサビを抜く力が働きます。
すると、骨盤の締め付けが不安定になり、上半身の重さを骨盤が支えきれなくなって腰痛を引き起こすということなんですね。
ですので、簡単なエクササイズで骨盤を安定させる方法がありますからぜひ時々やってみてください。
ベルトの下あたりに骨盤を閉めるようにゴムチューブを巻きます。
わかりやすいように、色付きのゴムバンドを巻いています。
間違っても昭和初期のアイドルではありません。
この状態で手を大きく振って、足踏みをします。
大体、回数的には30〜50回くらいで十分です。骨盤がギュッとしまって腿やお尻の筋肉の緊張も取れます。
おうちに一本は有るのではないでしょうか?
パンクの時に出たチューブが。
こちらを使えば新しく買う必要はありません。
自転車乗りは体のケアも自転車用品を使うのです!
参考にしていただき、ぜひ体を最高の状態に保ってください。
こちらのランキングに登録しています。
ポチっとおして応援していただけると嬉しいです!
↓↓↓↓↓↓
コメント