ロードバイクの基本的な事が書いてある本や、雑誌を読んでいると気持ちよく回せるケイデンスが自分に合っているペダリングだと書いてある。
僕も、それを信じてたし、今までそうして乗ってきた。
平地だとだいたい90回転。坂道だと80〜85回転くらいが気持ちよく回せる感じ。
だが、気持ちよく回せても速くはない。
気持ちよく回せるのと速く走るのは違うと最近気がついた。
坂道を駆け上がってても、自分はハイケイデンスタイプだから速く上がるには速く回す事を考えて登っていた。
だが、これだと心拍的にもペダリングの技術的にもかなりキツイ。
もうこれ以上速くなることはないのかな?と思えてしまう。
そこで、もう一度色々手元にある本を読み漁っていると、面白い記事を見つけた。
以前紹介した村山利男さんのヒルクライムトレーニングの極意に書いてある内容。
「ペダリングに悩んだらランニングしてみよう」の所に書いてある内容。
歩幅を狭く小刻みに脚を出す走り方
いわゆるピッチ走法で走るのか?
大股で歩幅を大きくして走る走り方
ストライド走法か?
僕は小学生から高校まで陸上をしていて、
小学生の頃は走り高跳びと長距離走。
中学校以降は1,500mや800mの中距離走を得意にしていました。
走り方はストライド走法。
大股で脚力を生かして飛ぶようにグイグイ走る感じです。
脚は細いのですが足首の反発を上手く使えたのかバネがありました。
小学生の頃にやっていた走り高跳びの影響だと思います。
ピッチ走法で走る人はハイケイデンスが合っていて。
ストライドで走る人は低回転高トルクのペダリングが合っているようです。
僕も陸上をしている時に、ピッチ走法で走るようによく指導されたのですが、どうしても出来ませんでした。
ということは、僕の場合は低回転高トルクで回すペダリングのほうが合っているということになります。
脚の筋肉は細いほうなので、出来るのか不安でしたが、物は試しで平地でやってみると意外と楽に出来ました。
これは練習したら速くなれるかも?と自分に期待したほどです。
そこで、上半身の力が抜け手をハンドルに置くだけでいい角度で前傾し、少し重めのギアを踏んでみました。
すると、ペダルを踏む力の踏力で上半身が浮くので楽に姿勢を維持できます。
パワーもパワーウエイトレシオの4.5〜5倍が楽に踏める様になってきました。
ただ、まだ筋力が着いてきていないので長時間は無理です。
ここは練習すると踏めるようになってくると思います。
中距離が得意だったので、激坂よりは緩斜面の方が得意かなと思います。
自転車を初めて5年目にしてやっと自分のペダリングがわかり始めてきました。
まだまだ速くなりたいし、6月に開催される富士ヒルでも自己ベストを更新したいと思っているので、このままチームのみんなと練習を続けて鍛えてもらいます。
ヒルクライムトレーニングの極意、読めば読むほど発見があって面白い本です。今回はかなり救われました。
ペダリングの事、フォームの事のところはもう少し繰り返し読んでみようと思います。
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