ペダリング改革!長時間高強度に耐えるペダリング考察

トレーニング日誌

次回の富士ヒルクライムに向けてボチボチ練習を開始したわけですが、ガンガン踏み込む走り方だと伸びしろが少ないと感じました。

もう少し余裕を持ってペダルを踏む。

そして、強度は高く、長時間維持できる方法は無いのか?と考えていました。

すると、見つかったのです。

今回はそんな高強度を長時間維持するペダリングについて書いていきます。

ヒルクライムのペダリング

ヒルクライムのペダリングは前乗りで体を起こして呼吸を楽にしてお尻やハムストリングスを使ってペダリングをする。

というように思っていました。

ただ、去年ヒルクライムの練習をしている時は、1時間ガンガン踏むには四頭筋のパワーが必要だ!

と思い、1時間ギリギリ踏めるパワーでガンガン漕いでました。

たしかに、この練習で速くなったし、富士ヒルも1時間14分台で走っていたのが1時間10分台で走れるようになりました。

間違ってはいなかったと思うけど、結構ギリギリの走りでした。

そこで、もう一度、基本を思い出してみることに。

困った時はYouTubeを見よう!

ロードバイク山下塾のプロのヒルクライムを楽に速く走るテクニック

まずはこちらのYouTubeを見てみました。

疲れる走りは、「前乗り」で「四頭筋(前もも)」を使う走りだと。

楽に走るにはサドルを少し低くして腿(もも)の後ろハムストを使いやすくして、少し後ろに乗ることだ。

という事です。

僕の走りは前乗りでグイグイ踏む感じだから、このYouTubeでいう疲れやすい走り。

長時間のライドだと前半で疲れてしまう走りと言っていいだろう。

ズイフトをやっても峠を上ってても前半、中盤までは全然いけるのに、後半になると思いっきり垂れるのはそのせいかな?

もう一つYouTube動画を見てみよう。

GCNJapan いいともさんが解説するヒルクライムでのペダリング

この中で5%前後の上りのことを話されていました。

姿勢の好みもあるが体感を起こして行きを吸いやすいように。

前ももが強い人は前乗りでぐんぐん加速していく。

後ろのももが使いやすい人は、後ろ寄りに乗って腿の後ろを使って長時間イーブンペースで走る。

後ろ寄りに乗ることでハムストリングスが使えるようになるので、意識もハムストリングスを使っている意識を持ってペダリングをするといい。

この斜度だと、自分の好みで使い分けてもいいようです。

どちらかというと、後ろ寄りに乗ってハムストリングスを使って長く力を維持したほうがヒルクライムとしての結果は良くなるのでおすすめなんだとか。

次は10%以上の上り坂

ここまで来ると、前側に乗ってハンドルにしがみつきたくなるのですが、ここでもなるべく後ろ寄りに乗って体幹、お尻、ハムストリングスを使って、引き足も意識しながらペダリングをすると良いようです。

ヒルクライムの基本は?

ここまで見てくると、緩斜面は好みのポジションで踏んでいく。

斜度が上がるにつれて、後ろ寄りで体幹とお尻とハムストリングスを使うペダリングをする。

ということのようです。

これを踏まえ、先日山陰海岸ジオパークライドにでかけてきました。

アップダウンが多く、斜度もキツめのところがたくさんあります。

で、少し後ろ寄りに乗ってお尻、ハムストリングス、体幹を意識して上ってみました。

すると、以前だったらすぐに一番軽いギアにしてしまうような坂でも、ギアを落とさずパワーウエイトレシオ5倍弱で踏み続けることが出来ました。

後ろ寄りに乗るとバランスが悪くなるので、体幹を意識します。

そうすることで、苦しいけど一杯一杯にならず峠を越えることが出来ます。

どこに座ってどの筋肉を使うか意識するだけで後半まで垂れることなく走れました。

僕がずっと思っていた走り方と全く逆の走りで、この動画を見た時「本当?」って思ったけど別々の元プロが言うのだから間違いないでしょう。

今はこの走りを練習しています。

ズイフトするときも、外を走る時も、お尻とハムストリングスを使う走りを意識して、長時間でも強度高く走れるよう頑張ってみます。

これで、今までよりさらに速くなれたら嬉しいな。

どんどん50歳が近くなってきているけど、年々速くなるから年齢ってあんまり気にしなくていいのかなって思います。

2022年の富士ヒルは何としても自己記録を更新してゴールドに一歩でも近づきたいです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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