ヒルクライムで速くなる変速テクニックのコツ
変速はタイミングが命
坂に差し掛かかり、ペダルが重くなってきた。
よし!軽いギアに変速だ!
ダメだ、まだ重い。
もう一枚軽く。
あれ?重い。
もうギアが無い・・・。
これは僕が自転車を始めた頃の話です。
どう頑張っても上り坂になると
時速10kmで走るのが限界でした。
これは脚力の問題もあるのですが、実はもうひとつ
変速のスキルが足らなかったから起こった
現象です。
ケイデンスを一定に保つペダリングのために
ヒルクライムで重要なのが、同じペースで
ペダルを回し続け、最後まで回し続ける事です。
そのために、シフトチェンジは早め早めが基本です。
坂道を登り始めてからギアを軽くしても遅いのです。
重いと感じてからギアを軽くしても、もう回せません。
そうなる前に、坂道に差し掛かったら、ケイデンスが
一定に保てるようにシフトを一枚ずつ下げます。
するとケイデンスの勢いを殺さずに、
回し続けられます。
そうすると、スピードは確かに遅くなりますが
確実に登れるようになります。
登れるようになる事が先、速く登るのはその後。
ケイデンスを殺さずに確実に登れるようになったら
次は一枚重いギアで登ってみましょう。
今度は苦しくてスピードも出ないかもしれませんが
少しずつ脚力が強くなっていきます。
重いギアを速く回せるようになるのが
自転車が速くなるコツなのです。
早めにギアを軽くすると、ケイデンスが落ちないので
トータルで見ると速く登れます。
変速が遅いとスピードダウンしてからの
変速なので、変速するたびに勢いがなくなります。
ヒルクライムでのシフトチェンジは早め早めです。
途中で勾配がゆるくなったら?
ヒルクライムでも、途中で勾配がゆるくなることがります。
緩くなったところは頑張るところなので、休憩せずに
頑張りましょう!
その時のシフトチェンジは勾配がきつくなる時と逆です。
目線は緩くなった坂をとらえますが、身体はまだ坂の途中。
ここで慌ててギアを重くするとあと一歩が登れません。
そこで、勾配がゆるくなったと目線で確認してから
自転車がその場所に入って一呼吸おいてから重くしましょう。
するとスムーズに加速できます。
基本は同じケイデンス、同じ心拍数で回せるように
ギアを調整します。
思ったように回せなかったら、すかさず戻します。
まとめ
ヒルクライムでの変速は早め早め。
勾配がゆるくなった時の変速は一呼吸おいて変速。
小まめな変速でケイデンス、心拍が一定になるように
していきましょう!
脚力がついてくれば徐々に重いギアでも回せるように
トレーニングしていけばいいのです!
まずは、少しずつチャレンジしましょう!
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