トレーニングデーターから見るトルク効率とペダルスムーズネス

トレーニング日誌

以前から気になっていた、「トルク効率」と「ペダルスムーズネス」

折角データとしてあるなら、活用しないのはもったいないなと言うことで休日ライドのトレーニングデータをもとに調べてみることにしました。

早朝スタートのトレーニングライド

今回のトレーニングライドは距離100km以上、獲得標高1,000m以上、平均時速は限りなく30kmに近く、TSS 250以上となるように走ることを目標に設定してスタートしました。

このコースは毎年開催されている「コウノトリチャレンジライド」のコースの一部を走るコースですが、主要な上りは勾配が10%を超えるところがしばしば出てきますので、なかなかいいトレーニングになります。

最近の僕の走りだと、10%の上りでケイデンス90で時速14kmで走れるとそこそこ調子いいかなと思います。

ガーミン のデータ

距離103km、獲得標高1,209m(小雨が降ると高度計がおかしくなるので1,180m過ぎたあたりからほとんど機能しなくなった)平均時速29.7km/hは結構頑張って踏んだと思う。

移動時間は3時間29分14秒で経過時間は3時間46分だから休憩時間は17分程度。ほとんど休憩なしで走っています。

心拍ゾーンとパワーゾーンの割合

心拍ゾーンの表示は

  • ゾーン1 リラックス 最大心拍50〜60%
  • ゾーン2 イージー 最大心拍60〜70%
  • ゾーン3 モデレート 最大心拍70〜80%
  • ゾーン4 ハード 最大心拍80〜90%
  • ゾーン5 エキスパート 最大心拍90〜100%

となっています。

今回のライドは最大心拍の70%以上が全体の80%となっているので結構ハードな練習だったんだと伺えます。

パワーゾーンの表示は

  • ゾーン1 回復走 FTP 55%<
  • ゾーン2 耐久走 56〜75%
  • ゾーン3 テンポ 76〜90%
  • ゾーン4 LT闘値 91〜105%
  • ゾーン5 Vo2Max 106〜120%
  • ゾーン6 無酸素 121〜150%
  • ゾーン7 神経筋パワー 最大値

FTP 261wでの設定です。

テンポ走が一番長く24%、LT以上が合計50%以上なので山岳区間を頑張ったのがここに出ている感じですね。

ゾーン1、2は下りで休憩している時だと思われます。

分析データ

さて、問題のトルク効率とペダルスムーズネスですが、今までここは全く興味がありませんでした。

そもそも何を意味しているのかわからなかったので、放置と言う方が正しいです。

ペダルの左右バランスは最近では49−51とか50−50暗いととてもバランスよくペダリングできています。

トルク効率とは?

困った時はGarminのサポートセンターを覗いてみよう。

Vectorによるトルク効率の測定方法
トルク効率(TE)は…中略…1回の回転でクランクにかかる正(前進)トルクと負(後進)トルクを測定します。

負の動力測定は一般的に片足のバックスストロークがもう片方の足のダウンストロークと対立した時に発生します

GARMIN サポートセンター Vectorによるトルク効率の測定方法 より

となっています。

なるほど!と言うことは前進するためにペダルを踏む動きに対して、反対の引き足側が邪魔をしたら負の力が働くってことか。

見てみると、

左足 81%
右足 79%

左足は19%邪魔されてて、右足は21%邪魔されてるってこと。

これが85%くらいになると結構いいのかな?って思います。
あくまで僕の感覚ですけどね。

これだけみると、ペダリングはまだまだ改良の余地があるってことですね。

ペダルを踏む力に対して反対の引き足がわが邪魔をしないようにする練習をしていかないといけません。

ただ、ダンシングの時など体重をペダルが支える時もあるので全くの100%になることはないと思いますが、目標を85%くらいにしてみるのは現実的かなと思います。

ペダルスムーズネスとは?

ペダルスムーズネスはガーミンのホームページを見ても書いてなかったと言うか、探せられなかったです。

色んなページを見てみると、

ペダルスムーズネスとは、ペダル1回転事での平均トルクと最大トルクの差を表し、差が少ないほど数字が小さくなります。(同じ場合は0%)。トルクのムラが少ない方がペダリングがスムーズである

サガミサイクル ホームページより引用

なるほど!

現在のペダルスムーズネスは
左23% 右22%

10〜40%が一般的なんだそうな。

まぁ、これも10%台が目標ですね。でも20%くらいなら比較的スムーズなペダリングができていると見ていいのではないかと思います。

できれば19%くらいまで持っていきたいところです。

こうして数値化してみることで、まだまだ伸び代があるなとわかります。

特に、トルク効率に関していえば引き足がまだまだ邪魔をしているのがわかるので、ここを改善していけば余分な体力を使うことなく巡航できると言うことがわりました。

折角、パワーメーターと言ういい道具を持っているので、効果なおもちゃにならないように、活用していこうと思います。

ん〜いい勉強になりました。

参考にしていただければ幸いです。

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