上り坂克服日記「時速10km以上で登れない(泣)」(その1)

トレーニング日誌

ロードバイクに乗ったら坂道もスイスイ登れると思っていました。

でも、それはただの幻想。実際は漫画の弱虫ペダルに登場する小野田くんみたいに「坂って楽しいね!」
なんてセリフは間違っても言えません。

しかし、そんな坂を克服する方法は存在します。

僕が急に登れるようになった練習法をお教えしましょう!
魔法のような方法ではないけど、この練習法が効果が高かったです。

それでは、坂道エンジョイトレーニング始めよう!

上れない!あれ?坂って苦しいね。

自転車に乗るようになって、平地を走るのはそれなりに走れるようになりました。

平均速度20km/h少々で。

でも、その速度を維持するのって結構大変だなって思います。

以前「Bicycleclub」っていう雑誌に時速20km平均で200km走破するって記事がかいてあった。

それを見て、
「そうかぁ~20kmってそんなに早くないんだ!」
って思ったけど、実際に自転車に乗り慣れてない僕は20kmもなかなか速いペースだった。

なのに、上り坂になると極端にペースが落ちて10kmを軽く下回ってしまう。

サイクルコンピューターを見ても「時速8km/h」とかって出てるので、本当に登れないんだなと思いました。

当時10km/h以下でしか走れなかった坂をストラバのセグメント表示で見てみると、勾配が4.2%で距離600mとそれほどキツイ坂ではありませんでした。自転車を始めた2016年当時の僕にはキツイ坂だったんですね!

もうこれは練習するしかない。

そう心に誓いました。
でも、どうやって上っていいかよくわかりませんでした。

そこで、調べてみることに。

練習方法もさることながら、登りが遅い原因を洗い出してみました。

1、脚力がない(筋力がない)
2、心肺機能が弱い
3、ポジションが合っていない
4、乗車姿勢が悪い
5、ペダリングが下手

この中で、1、2は脚力と心肺機能は努力が必要で育つまでに時間がかかります。

では、簡単で効果が早く出るのは?
と考えるとポジションの変更とペダリングの効率を上げることです。

そこで、早速ポジションの変更に着手しました。
自転車のポジションは購入した時のままで変更していません。

もしかしてサドルの高さが低いのかな?と思ったので、少しずつ上げてみることにしました。
すると、とても楽に漕げるじゃないですか!

ちょっと前傾姿勢が辛いけど、これは画期的でした。
しかも、ペダリングがしやすくて、クルクル回すと言う表現が見事に当てはまる場所を見つけたのです。

あとは、練習あるのみ!

と言うことで、オリジナル坂道練習法を試してみることに。

オリジナル坂道練習法

その1 フロントディレイラーをインナーに落とさない。
その2 早めにギヤを下げケイデンスを維持する。
その3 上半身のリズムを使って上る。
その4 苦しくても回す(いわゆる根性)

以上を頑張ることにしました。

2025年の追記
今なら長さ3kmくらいで平均勾配6〜7%の坂道をゆっくりヒルリピートします。
そうすれば、脚力もつきますし、心肺機能も育ちます。
さらにフォームも綺麗になるので無駄がなくなります。
上半身のリズムを使って上ることまでは必要ないかな?それより上半身を起こして少しサドルの前に乗って、前を見て上るようにしますね。
そうすることで、呼吸が楽になって脚が回りやすくなります。

アウターで上り切るのは筋力をつけるためです。
自転車筋肉が育ってないので、筋力をつけるのは必須です。

さらに、シフトチェンジが下手くそでした。
足が苦しくなってからギアを下げてたのですが、それだとギアを変えても苦しいだけです。

なので、ケイデンスを落とさないように、勾配に合わせてシフトを下げていく練習をしました。
苦しくなってからでは遅いので。

その結果、いつも早くから休むダンシングを入れないと登れなかった坂道が、
苦しいけどフロントをインナーに落とさずに、ダンシングもせずに登れるようになりました。

しかも、3本連続で!

やった!

よし、違う坂も攻めたる!
と意気揚々と20kmを走破した後に登ってみることに。

「く、苦しい!!!」

思わず叫んでしまいました。

それでも、時速10kmを下回ること無く登れることが出来ました。
今度は時速15kmを下回ること無く登れるようになりたいです。

まずは、回数ですね(笑)
そうだ、どれだけ登ったかが大事ですな(^-^)

頑張ります!

それから2ヶ月後

それから、毎日のように同じ坂を登ったり、少し長い3kmくらいの坂を登ったりしました。

そして、坂が登れなくて辛かった時から2ヶ月がたったある日、苦しんでた同じ坂を全力で登ってみました。
すると!

時速27.3kmで登れるようになっていました!

坂が登れなくてフラフラしていたのに。

本当に初心者だと、全く登れないんだなと気がつきました。
わずか2ヶ月でこれほど成長できるとは思ってもみませんでした。

継続は力なりですね。

その後、ロングライドも徐々にできるようになっていきました。

最初は誰だってうまく走れません。
僕はスポーツには自信があったし、自分でも運動神経はいい方だと思ってました。

それでも、自転車を少しかじったことのある人がならスイスイのぼる坂でも、全く登れないのです。
自転車を始めた人なら尚更でしょう。

坂道は坂道を登る筋肉を育てないと、なかなか走れるようにはなりません。
そこまでは最低でも2ヶ月はかかるんでしょうね。

僕がそうだったように。

少し練習したら、見違えるほど自転車が楽しくなりますよ!

もし坂道が苦手だなと思ったら、何度も坂道を登ってみてください。
速く走ると言うよしり楽に登れるようになります。

2025年追記
富士ヒルクライムで年代別で優勝する方に、聞いてみたことがあります。
どうやったら坂道楽に走れますか?って。
すると「ゆっくりでもいいので、坂道を何度も登ってみてください。」と教えてくれました。
これは本当にそうで、僕もその後、近場の坂道をゆっくり何度も上る練習をしました。
すると、ある程度の坂なら何も気にすることなく登れるようになったのです。
速さを求めなければ、坂道もまた楽しい道に変わりますよ!

ぜひ、参考にしてくださいね!

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