兵庫県丹波篠山市福井の国道173号線沿いにある釜揚げうどん風輪里へうどんを食べに行きました。
このうどん屋さんはネットでも結構有名なお店で、この知覚を何度も通っていたけど、いつも食べることなく通り過ぎていました。
以前からTearAtSkyでもうどんを食べに行きたいと言っていたましたが、なかなか計画できずにいました。
今回、意を決し篠山うどんライドを決行したのです!
さて、どんなライドになったのでしょうか?そしてうどんのお味は?
それでは、続きを御覧ください。
集合時間は7時
うどんライドの集合時間は朝7時。
道の駅やぶに集合。
うどん屋の風輪里までの距離は75.8km
時速30kmで走り続ければ2時間半で到着。だから開店30分前に到着できる。
やってやれないことはないが、平坦ばかりの道ではないしアップダウンもあるから結構ギリギリかも。
ということで、集合してからメンバーに
「うどん屋さんの風輪里は人気店なので開店前に到着しないと食べれないかもしれない。だから開店15分前までに到着したいから頑張って走ろう!」と伝えました。
この頑張って走ろうと言ったのが間違いだったと後々気づくのだが、集まったメンバーは真面目なのでその言葉通りの走りをしてくてた。
ここで本日のうどんライドのメンバーを紹介しておこう。
隊長:但馬最強の男イナヅマンことイナヅパイセン
本当にホビーレーサーなのか?強すぎる男:藤原親方
底なしの体力トライアスリート:マイヨ田中
グルメコーチ絶賛増量中:安達コーチ
AtSky事務局長:まなぶちゃん
以上5名と
うどん屋から登場:石屋の藤原君
役者は揃ったのでスタート
Google Mapではかなりの高評価なのが気になりすぎてワクワク感が止まらない。
スタートする時、石屋の藤原君が集合場所を間違えて車で途中まで向かうと連絡が。
道の駅あおがきで合流とのこと。
なので、藤原君を待たせないために、一行は312号線の円山川右岸道路を山東町へ向かってぶっ飛ばして進みます。
山東町まで進んでその先に待ち受けるのは、但馬でも屈指のヒルクライムコース「遠阪峠」
この遠阪峠は兵庫県の猛者たちがロングライドに行く際に通過してセグメントアタックをしている激戦区。
その峠に片道75km走るやつがスタートして早々に挑む。
そんなことして、篠山まで体が持つのか?と心配になるが隊長のイナヅパイセンはお構いなしに突っ込んでいく。
僕も不安ながら前半からついていく。
正直、これで今日一日が終わったと思った。
イナヅパイセンに着いていき気がつけばセグメント4位に浮上していました。
8分11秒で平均パワーが318w、パワーウエイトレシオ5.4倍。
完全に終わっています。この後うどん屋さんまでが思いやられます。
上位3名は8分切りの化け物たちです。
2位はパックchの栗山さん。40歳代のトップライダーです。
1位は大阪の大学生だったかな?この記録を破る人はいるのだろうか?
と、峠の上を越えて下っていきましたが、早々に藤原親方に抜かれました。
しかも息も乱れず。
僕が喉から血の味がするくらい踏んだのに、親方は余裕でした。
怖い。
そして、峠を超えてからの平坦区間を飛ぶように走り、待ち合わせ場所の道の駅あおがきに到着。
車より早かったんじゃないかと思うくらいの時間で到着。
で、到着したけど藤原君が居ない。
LINEを確認したら移動してたけどシューズを忘れたから今回は諦めるという事になりました。残念。
青垣から篠山へ
道の駅あおがきから南下して、柏原、篠山へ向かいます。
なるべく車通りの少ない所を選んで、柏原へ向かい篠山に入るのですが、篠山との間には鐘ヶ坂という峠があるのです。
いぜん、イナヅパイセンがKOMを持っていたのですが、パックchさんに奪われたので奪還したいと言ってました。
僕が先頭を走りながら峠に入ってのですが、間違いなく最後まで持たないスピード。
スッと先頭を譲ったら後ろから2発弾丸のように藤原親方とパイセンがすっ飛んでいきました。
あの二人はあれで最後まで持つのか?マジで?ってスピードで平地のように登っていきます。
さっき遠阪峠で親方より先着したんだけど、あれは足慣らしだったんだなと思わせる走りっぷりです。
イナヅパイセン見事KOM奪還。藤原親方も3位にランクイン。
僕もすべて吐き出したように走って何とか4位。
5位もAtSkyのマイヨ田中、6位もAtSkyの安達コーチとそれぞれ頑張りました。
このまま行ってうどんを落ち着いて食べれるのだろうか?と不安しかないまま進みます。
スタートの時に開店までに到着できるように頑張ろうと言ったけど、全力で行くことになるとは…
篠山に入ってからの平坦路はもう地獄としか言いようが無かった。
街に入るまでの田園風景の時に安達コーチが、「もうすぐ到着ですね!」と言って急にスピードを上げ始めた。
食べ物を察知すると急にスイッチが入る安達コーチ。
鼻の前にニンジンをぶら下げた馬のように、急に動きが機敏になる。
風も追い風とまさにペースアップには申し分ない状況。
そして、イナヅパイセンが先頭になった残り8kmから地獄だった。
後ろに付いてるのに気を抜いたら引き離される。
全力でついていかないとおいていかれてしまう。
追い風なのに、付き位置なのに苦しい。
もう開店までに間に合わなくていいから許して欲しいと思うくらい苦しかった。
どうやら絶好調だったらしい。前日もかなり走り込んでたのに回復しているパイセン。
危ない男だ。
釜揚げうどん風輪里へ到着
開店の15分前、9時45分に到着した。
途中、1度休憩したがまさかこんなに早くつくとは思わなかった。
だが、この時間に到着したのは正解だった。
僕たちが到着してすでに3人が待っていた。
僕たち5人と、現地で合流した藤原君を入れて6人、あとから来た人たちを入れて、合計で15人で開店10時で満席。
もう少し席があるのだが、ここは注文を受けてひと釜ずつ湯がくため、途中で注文を受けることができないのだ。
お店の方の美味しいものを食べさせたいという気持ちが凄く伝わってくる。
Googleマップのレビューに接客が云々って書いてる人がいるけど、そんな事はない。
すごくお客さん思いだし、気さくで気配りがすごく心地いい。
常連さんも大切にされている。
ただ、順番待ちなので遅く来ると50分、1時間半待ちは当たり前になる。
ひと玉ずつ湯がくのではなく、ひと釜ずつ湯がくためだから。
これを理解していないと、待てないから帰るということになる。
で、僕が頼んだのが、「生醤油わさびのとろろ付き」と「ひまつぶし」だ!
うっまそ〜〜〜!!
親方とコーチは確か大盛りを食べていたような‥
僕が通常サイズをボチボチ食べていたのだが、安達コーチはパワーウエイトレシオ5.2倍の高出力で一気に平らげ、うどんクライムのKOMをかっさらって行った!
食べ物への嗅覚は人一倍強いグルメな男、そんな安達コーチは絶賛増量中!ドスコイ❗
帰り道はのんびり?じゃないよね…
うどんでお腹を満たし、近くのミニストップで給水とトイレ休憩を済ませ、復路スタートです。
復路をスタートして一発目に藤阪峠の東側を攻めてみましたが、KOMは取れませんでした。
イナヅパイセン先着、藤原親方、僕という順位でKOMはイナヅパイセンに。完全に実力差ですね。
じつはここで帰りの体力をほとんど使い切りました。
みんなこの峠はセグメントとして意識してないだろうと、突っ込んで行ったのですが、見事に返り討ちにされました。
しかも親方の途中の引きが強烈過ぎて、しかけた僕が千切れそうになるという。
ギリギリの体力で登ったのでSTRAVAのパワー強度が96%表示に。
平均313wで登っていたようで、ここもパワーウエイトレシオ5.3倍。
どうやら、セグメントのアタックで10分弱だと僕は5倍が限界のようです。
これが6倍とか出せるようになるともっと勝負できるんでしょうが、今の実力ではそれも無理な話ですね。
その後、栗柄峠、天王峠と峠が続きますが、栗柄峠で完全に力尽きて、春日から氷上に抜ける天王峠では完全に終わってしまいました。
そんな状態で氷上から青垣までの平坦区間を、パイセンと親方がゴリゴリ引くので平坦で脚が終わるという非常事態になりました。
青垣のフレッシュバザールで休憩して遠阪峠に向かうのですが正直登れる自信がありません。
マイヨ田中が一緒にローテーションしてくれたので何とか踏みとどまって頂上を越えましたが、九十九折の上をパイセンと親方が走り抜けていく姿を見ると、実力は近くに居るようで遠い存在なんだなと改めて感じるのでした。
遠阪峠を越え山東町に帰ってきて親方とは解散。
その後、円山川右岸道路をひたすら北上するのですが、もういつ足が攣ってもおかしくない疲労感です。
なのに、追い風だったために道の駅やぶまでの区間を平均時速48.5kmで駆け抜けるという鬼のようなローテーションに悶絶。
石屋の藤原君は時速40km以上で走ってるのに消えて行ったと言って笑ってました。
藤原君よ心配しなくていいのだ、僕も最後は足が攣りそうになって完全に千切れたから(笑)
八鹿からはイナヅパイセンが一本引きで送ってくれた
脚が攣りそうでパワーが出ない僕を優しいパイセンが送ってくれた。
一本引きでずっと前を走ってくれて非常に助かった。
のだけど…
速度を落としてくれるわけでもなく、ただただ淡々と38〜40kmくらいの速度で(泣)
もう、マンツーマンのシゴキを受けてる感じ。
パイセンの可愛がりを一人で受け止める。
おぉ辛い。辛いのだ!赤信号が愛おしい。
でも、信号が青に変わるとダンシングして速度を上げる。
信号ダッシュはやめてくれ〜って泣き言を言えるわけもなくひたすら我慢。
そして、日高国府のミニストップまで送ってくれたパイセン。
ありがとう!本当にありがとう!一人だと何度立ち止まっていたことか。
という感謝の気持と、やっと開放された!と言う安堵感が入り交じる。
その後、パイセンはあっという間に消えていった。
後日談で、僕と別れた後ハンガーノックになってほとんどこげなかったのだとか。
「やっぱり調子にのったら駄目ですね〜」だって。
おい!脚が攣りそうなおじさんを連れて調子に乗ってたのか!コラッ〜〜〜。
おかげで精神力だけは鍛えられたから良しとするか。
そんなこんなで、やっとの思いで帰ってきたうどんライド。
最近のチーム練は平坦も踏むから休みどころがない。
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まとめ
風輪里のうどんは無茶苦茶うまかった!お店のおばちゃんも調理場のスタッフさんもとてもいい人だった。
ライド以外でもまた行きたいな!
チーム練のおかげでTeamAtSkyのマスタークラスはどんどん強くなっております。
これからも頑張ろう!
最後に
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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