第18回Mt.富士ヒルクライム2022レースレポート

ヒルクライム

第18回富士ヒルクライムの長い二日間が終わりました。

昨年の6月の参加では「これだけ練習したらゴールドいけるっしょ」って気持ちで意気揚々と参加して65分の壁が思いのほか高いことを身をもって知り撃沈しました。

それから、秋までは週1のチーム練に参加し過ごしました。

そもそも練習量が足らないのかも?これはベースの引き上げが必要だなと富士ヒル終了後にスマートトレーナーの「Whoo Kickerワフーキッカー」と「Kicker climb キッカークライム」を購入。

高額な出費だったが、きっとそれに見合うだけの効果はあるはずだ!と信じて自己投資。

そこから、週2はローラートレーニング、週2実走を繰り返し、今まで年間12,000kmを超えたことがなかったのに2021年は達成。

でも、本格的に富士ヒルに向けてのトレーニングはして来ませんでした。

年が明けて、富士ヒルまで5ヶ月後に迫ったのを感じてから「とにかく何でもいいから毎日自転車に乗ろう!」と正月から乗り始めました。

ところが2月にコロナになり10日間まともなトレーニングができず、振り出しに。

3月から仕切り直してトレーニング開始。

3月からはTwitterで情報を得て低強度トレーニングでベースを作り週1回高強度を行うトレーニングが効果的と聞いたので実践することに。

zwiftでワークアウトメニューを作りZ2領域175w~205wの間で1時間15分〜1時間30分回しました。

これが一体何に効いてるのかさっぱりわかりませんでしたがチーム練習に行くと何故か登坂力がついてて速いチームメンバーに少しずつだけどついていけるようになって来ました。

これは凄い!と思ってZ2の上限にして1時間こぐようにしてみたのですが、これがいけなかった。

上限で漕いでると筋肉の回復が追いつかなくなって実走で思うように走れないスランプに陥りました。

どうやらZ2下限で時間を増やした方が効果的であるとわかりました。

さらに、実走では100km2,000アップの練習をして、とにかく坂に慣れる練習を入れました。

僕の住んでいるあたりでは長時間登れる峠がないので15分程度の坂をヒルリピートして坂練習を行いました。

この坂練習は他のチームメンバーも登坂力がつくと高評価でした。

昨年の大会で富士ヒルって思ったより勾配キツいんだなと感じたので、6〜7%の坂は当たり前のように登れるようにならないとと、同じような勾配の場所を探してヒルリピートに取り組んだのです。

そして臨んだ第18回富士ヒルクライム

大会前日

富士ヒルクライムの受付は大会前日に富士北麓公園で行われます。

今回はチームから8名参加するので、またもやハイエースを1台レンタルして機材を積み、もう1台チームメンバーが出して会場へ向かうこととしました。

出発時間は朝6時。

事前に行程表を作って、チームメンバーにLINEで配信しました。

ハイエースに自転車を6台、ミノウラのバーゴで固定して移動します。

兵庫県豊岡市から北近畿自動車道〜近畿舞鶴自動車道〜名神高速を走り富士山へ向かうのです。

途中の浜松サービスエリアで昼食を食べました。

浜松サービスエリア 名古屋コーチンの親子丼セット

お昼ご飯は浜松サービスエリアで名古屋コーチンの親子丼セット。味が濃いめでなかなか美味しかったです。

体重を気にしていましたが、もう前日なのでカーボローディングで炭水化物バンバン食べました。

ご飯のおかわりが欲しかったくらいです。

その後も順調に高速道路をひた走り、御殿場から東富士五湖道路を通って富士吉田インターまで。

富士吉田インターを下りるとすぐに前日受付の駐車場である「富士山パーキング」に到着です。

ここからは、シャトルバスで北麓公園に向かいます。

富士ヒルクライム前日受付会場

サイクルエキスポも開催されてて、気になるブースがいっぱいでした。

その中でも、チームのジャージを作っていただいているサンボルトさんへご挨拶に

チームジャージ製作のサンボルトさんへ

いつもメールでやり取りをしていただいている担当者の方にも今回初めてお会いすることができました。

本当にいつもご無理を聞いていただきありがとうございます。

オリジナルジャージの製作はサンボルトをお勧めします。着心地がマジでいいです。

受付はスマホにRUNPASSPORT(ランパスポート)というアプリから参加票を見せればオッケー。

ゼッケン、ゼッケンシール、計測チップ、参加賞、下山荷物袋をもらって下山荷物を詰め込みます。

僕は今回35Lのリュックサックにしてみたのですが、やはりギリギリの大きさでした。袋に入れるのにかなり苦労しました。

下山荷物を入れる袋には表と裏にゼッケンシールを貼って荷物預けのコンテナに持って行きます。

サイクルエキスポは生憎の雨模様でしたが色んなブースがあって楽しかったです。

夕食はほうとうの「歩成」に行きたかったのですが、どうも昨年の大会より多くの参加者がいるようでとてもじゃないけど、入れないだろうと宿泊先から近くのチェーン店「藍屋」に行きました。

武蔵野風黒豚つけ汁うどん定食を大盛りでいただきました。

ガッツリ胃袋に重しが載るような重量感。これは食い切れるのか?と心配になる量でしたが、無事完食。

近くのコンビニで朝食を仕入れて宿に戻ります。

今回お世話になったお宿は「リゾートイン芙蓉河口湖インター店」です。

ここは当日の朝、直接自走で会場入りできるとても便利のよい宿泊施設で大浴場があるのでお風呂も充実しています。宿泊施設の周りにも食べ物屋さんやコンビニも充実していて困りません。

次回もここでいいんじゃないかと思っています。

今回は和室16畳のお部屋で8人で利用しました。ですが、普通に布団をひけたのは6人で残り二人は布団部屋に寝るという感じです。次からはツインの部屋を何個か取るのがいいかと思います。

その後、ウダウダと話ししながら10時前に就寝。

大会当日

4時20分に起床して、前日に買っておいた朝食をいただきます。

朝食

今回の朝食は焼きそば、チョコチップスティック、マーラカオ、鉄分クエン酸ジュースとおにぎりです。

結局、パンふた種類は食べれませんでした。

大会当日は明け方4時くらいまで雨が降っていたようですが、準備をしている5時までには上がりました。

トイレを済ませ、歯磨きして、全身にイナーメのレインジェルを塗りまくり保温対策をします。

塗った側からすぐに暖かくなり、これは本当に塗ってよかったです。

雨以外の寒い日でも効果ありますのでぜひご活用ください。レインジェル貼っときます。

そして、ジャージに着替えてホテルを後にしました。

ホテルのご厚意で、レースが終わるまで車を置かせてもらえたので、ホテルの駐車場で機材の準備を行います。

寒いので、ウインドブレーカーを着て会場へ出発します。

この時、出発前にブーストショットを飲んで気合いを入れる予定が、急にお腹の調子が良くなくてトイレに直行したので飲むのを忘れました。

会場でチームメイトに金メイタンをいただきカフェイン注入しておきました。

機材の準備ができたの、会場へ移動。

自走で20分弱です。

いいウォーミングアップになりますね!

会場に着いたら、2週間の体調管理表を提示して検温して入場します。

検温がパスするとヘルメットに貼っているゼッケンシールに赤い丸のシールを貼ってくれます。

なかなかの厳戒態勢。

僕たちは第3ウェーブの出走で6時40分スタートです。

この頃は、緊張で心拍がいつもより高め。安静時だと50拍くらいなのに、この時は115ともう走り始めてるのか?ってくらいドキドキしてました。

そして、いよいよスタートとなるのです。

主催者選抜クラスの男子がスタートし、続いて女子が、そして第3ウェーブのスタートです。

昨年はスタートラインに並んで写真掲載された僕ですが、今回は真ん中より少し前でスタートを待ちます。

第3ウェーブでスタートするのは、チームメンバではパイセン、親方、た〜ぼう、と僕の4名。

スタートしたらなるべく足の合うグループを見つけてゴールドめがけて頑張るのが作戦。

それまではチームメンバーでローテを回す。

なんて、話をしてたら心の準備ができるまでにスタート時間になっちゃった。

程なく、号砲と共にスタートしスタートゲートをくぐり、胎内交差点めがけてパレードラン。

いつもスタートするもう一つ遅い組ではゆっくりパレードランだけど、ゴールドを目指す組ではスタート地点に向かうのもそこそこ速い。

はやる気持ちを抑えながらスタート地点へ。

胎内交差点を左折するといよいよスバルライン!

レースのスタートです!

レーススタート

スタート直後は料金所まで600mほど8%の上り坂。

できることなら料金所までを1分30秒ほどでパスしたい。

スルスル〜っと登ってここは無理なくクリア。

次なく課題は1合目下駐車場。

ここは10分30秒でクリアしたいところ。

実際は10分52秒。

ここで22秒の遅れ。

こんな感じで、各セクションごとに目標タイムを設定して走ってました。

セクション名予定タイム実際のタイム
料金所1分50秒1分30秒−20秒
1合目駐車場下10分43秒10分52秒9秒
5km14分56秒15分30秒34秒
1合目16分12秒16分48秒36秒
2合目25分20秒26分36秒1分16秒
10km28分
3合目35分30秒37分25秒1分55秒
15km42分20秒44分09秒1分49秒
大沢駐車場48分10秒50分03秒1分53秒
4合目49分40秒
山岳スプリット53分20秒
20km56分10秒58分46秒2分36秒
奥庭トイレ59分35秒62分45秒3分
ラスト1km62分10秒
ゴール64分68分24秒4分24秒
富士ヒルタイムテーブル

実際のタイムの空欄はラップの押し忘れです。

必死すぎて忘れてしまいました。

このタイムテーブルを見ると、1合目〜2合目まででいきなり遅れが目立ちます。

それまでは40秒以内の遅れだったのが、1合目2合目間で一気に40秒も遅れが膨れ上がりました。

1合目から2合目は緩斜面で急勾配(8〜9%)の階段式で標高を刻むところで、緩斜面での加速にどうやら着いていけなかったようです。

その後はなんとか耐えて走っているのですが、大沢駐車場以降は体力の限界なのか平均的にタイムを失っています。

今回の記録が出なかった原因は1合目〜2合目の走り方が下手くそで、その後立て直すも体力が続かなかったということです。

昨年よりは2分タイムを縮めているので練習の成果は出ているのですが、65分以内のゴールドリングにはまだまだ分厚い壁が存在しています。

フィニッシュした後は、これでもかと真冬のジャージに身を包み寒さ対策をしました。

マジで寒いのです。

限界以上の走りをしたのでお尻と腿の付け根の筋肉がちぎれそうなくらい痛くて、自転車にまたがったら間違いなく悶絶する状態です。

45歳〜49歳までのリザルト1ページ目

初めて富士ヒルに参加した後はなんとか年代別リザルトの1ページ目に載りたいと、その思いで練習を積み重ねてきましたが、昨年見事その目標を果たしました。

今年はゴールドリングを目標に65分切りを達成したい思いで頑張りましたが、叶わぬ夢でした。

65分を切られた同年代の人が合計6名います。

この人たちは本当に化け物級に速いです。

今回は68分24秒で20位という成績に終わりましたが、来年に向けてまた一からやり直したいと思います。

帰りは名古屋で一泊して反省会。

そして翌日は加藤珈琲で名古屋モーニングを食べ、名古屋タワーの前で記念撮影をしたのち、大津のサービスエリアでちゃんぽんを食し帰ってきました。

まとめ

今の持てる力をぶつけてきましたが、65分を切ることはできませんでした。

必死の練習もしましたが、終わってみればベースを鍛え上げる期間が少し短かったように思います。

練習内容は良かったので1年間で2分のタイム短縮につながりました。

後は時間をかけてもう一度ベースを鍛え上げ、高強度も交えていくと来年はもしかしたらチャンスが巡ってくるかもしれません。

もう一度チャレンジしてみようと思います!

カテゴリー45歳〜49歳の部 20位

タイム1時間8分24秒

2022年の挑戦は終わりました。

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