ロードバイクのチェーンの交換時期は?寿命は何km?

アクセサリー

ロードバイクシーズンが本格的に始まる春。
レースやイベント、ロングライドに出かける機会も多くなります。

トラブルなく楽しむには消耗品の点検は欠かせません。1年使ったバーテープ、シフトワイヤーやブレーキワイヤー、ブレーキシューの点検も忘れずに。

で、一番気にして欲しいのがチェーンの伸び。

チェーンが伸びてると変速ロスやスプロケットの磨耗などに大きく影響します。

普段のメンテナンスは走り終わり、汚れがひどければ中性洗剤で洗い、その後、注油ます。

それ以外は、雑巾でチェーンを一箇所につき10回程度ゴリゴリ拭けば綺麗になります。

普段からチェーンの手入れをしておくと長持ちしますが、どうしても砂やホコロがチェーンのコマの中に貯まり動きが悪くなったり伸びが出たりします。

では、どれくらいチェーンが摩耗したら交換するのか?

走行距離

一つの目安となるのが、走行距離。

概ね4,000〜5,000kmが寿命のようですが、実際はトルクをかける走りをしていればもっと短くなるでしょうし、ゆっくりロングライドをしていれば、もっと持ちはいいでしょう。

距離は大まかな目安にはなりますが、指標にはなりにくいですね。

チェーンチェッカー

一番わかりやすいのが、「チェーンチェッカー」を使う方法。

シマノの純正のチェーンチェッカーを使う方法もありますが、他のメーカーの物を使っても問題なく使えます。

僕が今回購入したのが「バイクハンドのYC503」です。

このチェッカーを使えば、1.0%の伸びと、0.75%の伸びが計測できます。

10速タイプのチェーンなら1.0%の伸びで交換。
11速タイプなら0.75%伸びたら交換です。

ようするに、チェーンが伸びたら交換と言うことです。

走行距離より伸びを見たほうがいいですね!

定期的にショップで点検してもらっている人は問題ないですが、近くにショップがない人は自分でメンテナンスをしなければなりません。

なので、チェーンチェッカーは持っておいて損はないと思い購入しました。

価格も1,000円程度です。

自転車のパーツに比べたらお手頃価格なのではないでしょうか?

チェーンチェッカーで伸びをチェック

今回実際にバイクハンドのチェーンチェッカーYC503でチェーンの伸びを測ってみたところ、0.75%の伸びまではもう少し余裕がありました。

おそらくあとひと月乗ると寿命のような感じです。

こうして客観的に見て消耗具合がわかるとそれだけで安心してロードバイクに乗れますね!

これで、0.75%伸びたらチェーンチェッカーがスッポリチェーンに埋まります。

そうなったらチェーン交換ですね!

僕もしょっちゅうショップに行けるわけでなはいですし、チェーン交換はそれほど難しい作業ではないので、これからは自分で行うことにしました。

シマノのチェーンはどれを選ぶ?

続いて用意するチェーンですが、コンポをアルテグラ以上の物を使っていれば必然的にチェーンはアルテグラ以上をオススメします。

105のコンポを使っていても、アルテグラ以上の物を使うと変速性能が変わりますのでぜひ試してみてください。

でh,DURA-ACE(デュラエース)のチェーンを使うのか?
アルテグラのヘーンを使うのか?という問題ですが、消耗品としtえ考えるならアルテグラ1択です。

アルテグラとデュラエースのチェーンの違いは中空ピンを使っているかどうかだけになります。

若干の軽量化という点で違います。

この軽量化によりチェーンの駆動はたしかに軽くなると思うし、変速も軽くなると思われます。

現在、デュラエースを使っているので変速のスムーズさは本当に感動モノです。

今まで105のグループセットを使ってましたが全く別物の変速性能です。

ここで、デュラエースとアルテグラと105のチェーンの違いを表にまとめてご紹介します。

形状ピンコートピン加工
デュラエース
HG901
表裏非対称中空ピンシルテックコートクロム加工
アルテグラ
HG701
表裏非対称一般シルテックコートクロム加工
105
HG601
表裏非対称一般グレーコートクロム加工
シマノチェーン比較表

こうしてみると、アルテグラとデュラエースの違いは中空ピンだけなので消耗品的な要素を考えると、アルテグラで良いなと結論が出ました。

ただ、キッチリ調べる前にamazonさんで発注をかけてしまったので、デュラエースのチェーンを買ってしまいました。

今回はデュラエースさんを使わせていただきます。

チェーン交換に必要な道具

コネクティングピンで止める場合と、クイックリンクで止める場合で道具が一つ増えます。

まず、チェーンの長さを調整するのに使うチェーンカッターです。

このチェーンカッターは、チェーンを針金のようなもので繋いで作業しやすいようにつなぎ止めてくれるチェーンフッカーも付属していて、作業がしやすいです。

コネクティングピンで止める場合は、この道具だけで事足ります。

クイックリンクを使用する場合は、専用のペンチのような工具が必要です。

こいつでガチッとチェーンを止めます。

これがまた、なかなか力がいるんです。非力な僕にはなかなかの作業になります。

そして、最後にチェーンですね!
まずはデュラエース

続いてアルテグラ

まとめ

今回はチェーンについてまとめています。シマノのホームページを見ながら書いていますが、チェーン1つとっても細部までこだわられた仕様になっているなと感じました。

調べれば調べるほど、チェーンは消耗品であり寿命が来れば交換することで大切な自転車を安全に長く楽しめるのだなと感じました。

機材スポーツである以上、最低限消耗品がかかります。
ここでケチるともっと大きな出費となりますので適正な頻度で交換するのが大切だなと改めて気づきました。

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コメント

  1. なるほど~勉強になりました。

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