タイヤは軽い方が速く走れるは本当か?
以前のタイヤは?
先日、タイヤを交換した記事を書きました。
その後実走をしてみてのインプレッションを書いてみます。
今まで履いていたタイヤは「ミシュランPro4」の25cです。
見た目は太いですがコーナーが苦手だった僕はこのミシュランのグリップ力にかなり助けられました。
その後、プロライダーにコーナーの走り方を教えてもらってから、コーナーでの恐怖心が消え苦手意識が消えました。
コーナーでは外足加重が大切だと知っていましたが、なぜ大切なのかは知りませんでした。
タイヤは加重されていないと遠心力で外側に振られる力が働きます。そのためスピードが上がれば上がるほど滑りやすくなります。
しかし、そこに重力が加わる事でタイヤがグリップ力を回復し路面に吸い付くようになり滑りがなくなるのです。
横のGに対して、下方向の重力が加わる事で斜めの力が発生する。
まるで物理の授業のようですが、コーナーの恐怖があっという間に消し去られました。プロライダーの皆様教えてくださり本当にありがとうございました。
しかし、重いのです。
走りが非常にもっさりしています。
なぜ軽い方が良いのか?
こちらを読んでみましたか?
サイクルスポーツ4月号なんですが、ここに軽さについて記載してあります。
その中で、宇都宮ブリッツェンの増田選手がタイヤについて言及してらっしゃいました。
実は車体の中心部より、外側に荷重がある方がより多くのパワーが必要になるのだとか。
例えばタイヤ。ホイールの中心部のハブ近くが重いのと、外周部分が重いのではどちらがよりパワーが必要になるかといえば、外周部分が重い方がよりパワーが必要になるのだそうです。
なので増田選手はリムハイトが低くタイヤも軽いものを選ぶのだとか。
なるほど!
そこで、今回1年に一度タイヤを履き替えている僕が選んだのはコンチネンタルグランプリ4000sⅡです。
5000にしようかと思ったんですが、amazonで見てたら4000sⅡが安かったので即決しました。
で、ホイールを買ったのが2年前。
その時からワイドリムなので25cを履くようにしていたのですが、今回は23c に戻しました。
箱無しの中身だけのやつが売ってますが、いつの製品かわからなくゴムが古い場合があるとのレビューを読んだので、数百円高いだけなら箱入りの安心したものを購入しようという事で、エコじゃなくて箱入りタイヤを買いました。
実際に履いてみるとやはり細いなって思います。
外周を軽くする目的でタイヤを選んでみました。
今回の目的は軽さ!
グリップについてはグランプリだから問題ないだろうと思ったのと、空気圧を上げすぎなければ大丈夫と思い気にしませんでした。
果たしていかに?
実際に走ってみてどうだったのか?
やっと休みと天気が重なって外を走ることができました。
タイヤって乗り心地も変わるので、以前より細くなるから少し心配だったのですが、乗り心地はそれほど大きく変わりませんでした。
というより、衝撃は気になりません。
空気圧を以前は7barにしていたのですが、跳ねるだけで乗り心地悪いので最近は6.5〜6.8にしています。
デジタルで計ってなくてメモリを見ての調整なので多少前後すると思いますが、低めにしてももたつきはありません。
実際にこいでみると、軽いのです。
本当にたったこれだけで?こんなに軽くなる?ってくらい軽いです。
こぎ出しからスーって感じで進みます。
で、驚いたのが、坂道。
今までのギア感覚で登ると軽すぎて思わず2枚ギアを上げました!
登りが超快適です。
タイヤの外周が軽くなるだけでこんなに軽くなるとは思いませんでした。
昨年の秋に自己記録を出した坂道を登りましたが、なんとまだ外の練習をそんなにしていないこの春に自己記録を更新してしまいました。
去年、富士ヒル登った時もミシュランの25cで走ってシルバーが取れたのに、今年はもっと早く登れるかもしれないと期待してしまいます。
去年一年、あの重たいタイヤでよく走ってたなと思います。
1年間修行だったのか?と思えるくらい。
おかげで筋力がついたかもしれません。
まとめ
タイヤを軽くするのはパフォーマンスを上げるにはかなり有効。
25cでもいいけど軽いものを選ぶことが大切だなと思います。
サイクルスポーツ2019年4月号の記事をぜひ読んでみてください。
バックナンバーがなくなる前に手元に置いておくことをオススメします。
いやぁ、いい本だった。
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