ロードバイクトレーニング後に脚がダルくて重くてたまらないという経験をしたことがないだろうか?
僕はほぼ毎回ダルくてたまらない。しっかり睡眠時間をとって寝てみるけど翌日は多少軽くなった程度。
ストレッチをしたり、セルフでマッサージをしてみたり確かに軽くなるけど正直面倒臭い。
整体師をしているくせに自分の体のメンテナンスは非常に面倒なのだ。
そんな時、ふと以前買ってサラッと一回読んで本棚にしまっていた本を見つけて読んでみた。
その本が村山利男さんの「50歳からでも速くなる!ヒルクライムトレーニングの極意」だ。
発売当時の2015年が56歳で現在2021年だから62歳。
おそらくまだトレーニングされてるんだろうなぁ。
乗鞍6連覇されてる初代山の神と言っても過言ではないだろう。
で、そのヒルクライムトレーニングの極意の中で、村山さんは「休むことでこそ速くなる」の章で睡眠で回復する方法について紹介されていました。
その方法は
「下半身に何も付けないで寝る」
です。
ロードバイクトレーニングで疲れるのは主に下半身。
その締め付けを開放することで血流がスムーズになって回復力が上がるというもの。
確かに、脚の付け根のところは動脈と静脈そしてリンパ管が通っています。
付け根をそっと圧迫するだけで拍動が消えます。
下着の締め付けで下半身の血流が少なくなって回復しないのも一理あるなと。
そこで、早速下半身スッポンポン睡眠をしてみました。
布団に入って、下半身だけパジャマもパンツも脱いでみました。
おぉ!なんという開放感!
外気温3度5度の4月の初頭でいつも寒い寒いと言って寝ていたのになぜか温かい!
足先までポカポカしてくるではありませんか!
たったこれだけで、脚の血流が回復しているのがわかります。
そのまま気持ちよくてあっという間に夢の中。
11時に寝て、よく寝たと思って目が覚めたのが4時。
5時間しか寝ていません。
でも、頭が非常にスッキリしていました。
そして、脚が軽いのです。
目覚めもいいし脚も軽い。
まだ1日しか試していませんが、たった一日で効果が実感できたのに驚きです。
これはしばらく続けて見る勝ちがあるなと感じました。
この村山さんの本は、今読み返してみてとても勉強になることが多く書かれています。
特に上半身のフォームについては目からウロコの内容でした。
この件についてはまた書いてみたいと思いますが、今回は下半身スッポンポン睡眠についての効果についての紹介です。
寝る時は極力締め付ける物は外して寝たほうが間違いなく身体が回復しますね。
身を持って体験しました。
村山利男さんの本。しばらく何度も何度も読んで見る勝ちがあるなと思いました。
村山さんはお酒もタバコも愛用されているので僕には関係ない話もありますが、時間の作り方、トレーニングの仕方、回復の仕方、走り方と今になって読んでみて分かる内容がたくさんありました。
まだまだ速くなれると確信できた本でした。
買っといて良かった〜
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