ロードバイクを4年目にして買い替えました。
TREK emonda s5と言うTREKの入門カーボンロードバイクから
specialized S-works tarmac sl6と言うハイエンドカーボンロードバイク への乗り換えです。
車で言うと、ファミリーセダンタイプからいきなりレースに出るスポーツカータイプに乗り換えたみたいな感じです。
乗り換えた後に起こったフィジカルの低下
新しいロードバイクにまたがり、乗り味を比べてみたら明らかに新しいロードバイクの方が軽くて乗りやすい。
ただ、プロがレースで使うようなバイクなのでもちろん素材は硬くしてある。
それだけなら特に問題ないのだけど、実はここに大きな落とし穴がある。
ロードバイクのメーカーはそれぞれの会社で空気抵抗を減らしたり乗り味を追求したりするため規格が一定じゃないのです。
1つ1つの自転車の骨組みのことをフレームと言うのですが、このフレームに細かくサイズがあります。
これをジオメトリーと言って、これが自転車ごとに違います。
初めて自転車に乗る場合は「自転車ってこう言うもんなんだな!」と乗れば体が徐々に合ってくるのですが、同じ自転車を何年も乗ってから買い換えると新しい自転車に体がついていきません。
今までと同じ乗り方をしていたら全身筋肉痛になります。
自転車を買い替えてから1ヶ月乗り続けた後の僕の体は?
僕は新しく自転車を買い替えた時、ショップのメカニックの方に今乗っている自転車の設定に限りなく近い状態に仕上げてもらいました。
その状態で、1ヶ月走ってみて感じたことは、パワーは出る。
特にダンシングは非常にやりやすい。
だけど、100km走るとなぜか脚が終わってしまう。
腿の筋肉が異様に張ったり、肩周りが凝ったり。
しかしストラバのKOMは取れたりする。
一体どうなっているのだろう?
走れないわけじゃない。
100の体力があったとしたら、emondaの場合は小出しに使えてた気がする。
だけどtarmacになってから、太いパイプの中を水が一気に流れるように100の体力も小出しじゃなくて全部持っていかれてる感じ。
どうやら、僕の体がついていっていないようだ。
そこで、弱虫ペダルの何巻だったか忘れたけど、小野田坂道が1年生の合宿で走れなかった時、巻島パイセンが「走れなかったら機材を疑え」みたいな事を言ってたのを思い出した。
自転車のセッティングを見直す
と言う事で、もう一度自転車のセッティングを見直す事にしてみた。
まずやった事は、emondaのセッティング計測
- サドル高の計測
- サドル前後の計測
- ハンドルバーの傾斜
- STIレバーの位置
以上を見てみました。
エモンダのサドルの高さは現在のtarmacより1cm高い。
サドルの先端からコラムの中央までは同じ距離
ターマックはクランクが172.5mmなので低く設定してあるのですが、現在の設定から5mm伸ばしました。
サドルの先端からコラムの真ん中までは同じ距離なんですが、サドルの全長が違う事に気がつきました。
なので、サドルの前後の中心点を出してそこからコラムまでの長さを測定するとターマックの方が1cm長かったのです。
なので、サドルを1cm前に出しました。
そして、ハンドルバーの下ハンを握ると若干シャクレ気味だったのので、手を置いて水平になるように設定。
これは僕の乗った感覚なので、もしかしたら水平だったのかもしれないけどハンドルを前に送ってみました。
その関係でSTIレバーが前に下がってしまったので、水平に戻して若干内に向けました。
これでエモンダに乗った感覚とほぼ同じになりました。
唯一違うのはステムの長さとクランクの長さだけです。
ステムは現在10cm、エモンダは11cm。
クランクがターマックが172.5mm、エモンダが170mm
この2点だけです。
フレームのジオメトリが違うのでステムの長さはこれで大丈夫だと思います。
クランクも問題ない感じ。
あとは実際に走ってみて、その都度微調整をしていきます。
まとめ
ロードバイクを買い換えるとどうしてもサイズが変わるので微調整が必要になってきます。
自転車屋さんのメカニックは大筋合わせてくれるのでまずはそれで走ってみる。
そこから少しずつ自分の味付けをしていくといいです。
セッティングを変える事を恐れる必要はありません。
自転車が楽にこげるポジションを少しずつ探っていきましょう。
元の設定に戻せなくなる恐れがあるので、最初に測っておく、マジックなどで印をつけておくともとに戻しやすいですよ〜。
ぜひ、自分で乗り味を探ってみてください。
次回は実際に乗ってみてどうだったのか、書いてみたいと思います。
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