雪国の冬季自転車トレーニング

自転車・トレーニング

僕の住む兵庫県北部の但馬地域は山陰地方に属していて、冬場は結構雪が降る。

ここ数年は正月でも雪がなかったから、凍結だけ気をつければ走ることが出来ました。

だが数年に一度、雪かきをしなければならないくらい雪が降るのです。

そうなると、自転車で外にできることは出来ません。

そこで、重宝するのがローラートレーニングです。

トレーニング機材に投資した2021年

今まで使っていたローラーはダイヤルで負荷を調整するタイヤとローラーを圧着するタイヤドライブ式ローラー。

ミノウラの製品を使っていました。

この機材を使ってGARMINのサイクルコンピューターで負荷を見ながらトレーニングを行っていました。

機材に不足を感じていませんでした。

しかし、チームメンバーと富士ヒルクライムに参加した帰りにZwift(ズイフト)なるものの素晴らしさを聞きふつふつとチャレンジしたい気持ちになったのです。

で、皆の意見を聞きダイレクトドライブで自動負荷調整機能の付いたローラーセットを購入しました。

僕が購入したのはWahooのキッカーとキッカークライム。

総額20万円を超える大出費でしたが、トレーニング機材に投資するのも悪くないと思い手に入れました。

冬場のトレーニングはZwiftにおまかせ

冬場に外で自転車に乗ると雪解け水を跳ね上げるだけでなく、融雪剤の塩カルも一緒に自転車にこびりつくので毎回帰ってきたら自転車を洗わなくてはならないのです。

そのひと手間が非常に億劫だったりします。

最近は、ほぼZwiftしかしていません。

2022年の目標は少なくてもいいので1日1度は自転車にまたがるとしています。

ストラバのトレーニングの記録

1月1日から乗り始め、5日は乗れなかったのですがそれ以外は乗れました。

茶色の丸がインドアサイクリング、オレンジが実走、グレーがインドアサイクリングとウエイトトレーニングです。

現在は1週間に250km乗ることにしています。

今までは雨以外週2回実走していたので250km走ることはそれほど難しくありませんでした。

しかし、冬場に入ると外に出れなくなるので距離を稼ぐことが難しくなり、毎年パフォーマンスが低下して3月くらいから体を作るのに苦労していました。

それが、Zwiftを取り入れてから少しでも毎日乗るようにしていたらインドアでも250km/週をクリア出来るようになりました。

Zwiftの良いところは、

  • トレーニングメニューが豊富なこと。
  • バーチャルレースが頻繁に行われていること。
  • バーチャルだけど誰かと一緒に走れること。
  • 景色が変わるので飽きないこと。
  • キッカークライムを使うと勾配の変化も楽しめること。
  • 仲間とチャットを楽しみながら走れること。

などなど、まだたくさん用意してある機能を使いこなせていないけど、それでも十分楽しめます。

デメリットそしては

  • 下半身主体のトレーニングになること
  • 画面以外の景色が変わらないこと
  • 風(扇風機)の調整が走りながら難しいこと
  • 大量の汗をかくこと(個人差あり)

こんな感じです。

このまま続けていけば、雪の時期が終わり外を走れるようになってもパフォーマンスの低下を感じることなくチーム練習ができそうです。

この画像の左がレース中の画面

真ん中がレースの順位

最後がライドのレポートでいろんなデータを見ることが出来ます。

最近ではトレーニング後のデータを眺めながらコーヒーを飲むのが楽しみになってきました。

眺めてるだけでも満足です。

こうして、冬場のトレーニングにも工夫をこらして自転車に乗る楽しみにしています。

ただ、いくら室内と言えども寒いものは寒いですね。

最初はエアコンを付けてスタートしますが、すぐに熱くなってエアコンを切り、冷え切った部屋に工業用扇風機をガンガン回して風を送ってちょうどよい感じになります。

部屋に家族が入ってくると寒いのと風を送ってるのとで「この人は大丈夫なのか?」という目で僕を見て出ていきます。

そんな真冬のトレーニング

太平洋側の方たちが外を走っているログを羨ましそうに眺めながら今日も室内トレーニングを楽しむのでした。

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