自転車競技で強い人の脚を見てみよう

トレーニング日誌

強い人の脚ってどんな感じなんだろう?ちょっと気になったので調べてみた。

ちなみに、筋肉のつき方は個人差もあるし脚質もあるから一概に統一してこうだとは言えないけど大体のところは共通していると思う。

新城幸也選手 引用:サイクルスポーツ

新城幸也選手の特徴は腹部の体幹の筋肉が有名だがあれはきっと脚を引き上げる大腰筋が異様に発達したんだと推測します。

さらに膝の内側の内側広筋、外側広筋もかなり発達しています。

競輪の選手のように太い腿ではありませんが、こうやってみてもかなり太い太腿をしているのが分かりますね!

筧五郎さん 引用:サイクルスポーツ

チャリダーでも有名で僕と歳は同じ筧五郎さん。富士ヒル優勝、乗鞍も勝ってる、店長選手権でも優勝してるし、シクロクロス全日本選手権マスターズ40歳で優勝などとにかくめちゃくちゃ凄い人。

五郎さんの脚も凄い。内側広筋の盛り上がり方が半端ない。内転筋も発達してる。外側広筋も盛り上がり方が凄いですね。見た目細いのに筋肉の発達は凄まじいいです。

高岡亮寛さん 引用:サイクルスポーツ

自転車の甲子園と言われるルールドおきなわの市民210kmの部で何度も優勝している高岡さん。ボトルで脚が見えにくいけど、盛り上がった内側広筋と外側広筋は凄いですね。見た感じ中臀筋も発達してそう。

兼松大和さん 引用:FUN RIDEインタビュー記事より
山神:森本誠さん 引用:サイクルスポーツ

最後に、山神こと森本誠さん、ヒルクライムだけじゃなくロードレース も速い兼松大和さん。

二人は基本ヒルクライムで有名だがロードレース も速い。
二人とも共通して内側広筋は膝の上に少し乗る程度だが外側広筋の盛り上がりは凄い。実際に富士ヒルの前日に脚を見たけど一般人より遥かに大腿四頭筋は発達していたし、盛り上がっていた。

写真で見る限りは細身な印象だけど実際の脚の筋肉は自分の周りで走っているホビーレーサーやサイクリストとは一線を画している。

こうしてみると、パワーウエイトレシオ5倍を当たり前に出すにはそれなりの筋力が必要ということだ。

10 September 2017 72nd Vuelta a Espana Stage 21 : Arroyomolinos – Madrid Final Podium 1st : FROOME Christopher (GBR) Sky, Maillot Rojo 2nd : NIBALI Vincenzo (ITA) Bahrain – Merida 3rd : ZAKARIN Ilnur (RUS) Katusha – Alpecin Photo : Yuzuru SUNADA

最後は2017年のブエルタエスパーニャの表彰台の写真。

優勝したフルームの内側広筋の盛り上がり、外側広筋の張り出し、大腿直筋の盛り上がりは凄い。ニバリ、ザカリンの足も膝の皿を覆い隠すほど大腿四頭筋が発達している。

長時間動かせる臀筋やハムストリングスに意識は行くし、トレーニングの本にもよく後ろの筋肉を使えって書いてある。

だがしかし、実際に勝つには大腿四頭筋のパワーは必要不可欠だと感じている。

エンデュランス能力はもちろん腿の後ろの筋肉を使うけど、膝を伸ばす運動。
いわゆる踏み込み運動は大腿四頭筋(腿の前の筋肉)を使わないと膝は伸ばせない。

これは何を意味するかというと、踏み込む動作には大腿四頭筋は絶対に必要なのです。

ただ意識して踏み込むと、あっという間に疲労が溜まり動けなくなります。がしかし、後ろの筋肉を意識して動かすと大腿四頭筋はそれほど疲れません。

ですが全く働いていないわけではないと言うことを覚えておいてください。

要するに、腿の前の筋肉は自転車をこぐ動きには絶対必要。また高いパワーを出す際にはそれなりの筋量が必要になります。

だから、そこを強化することにしました。

ここ2週間(2020年8月現在)トレーニングを始めたばかりでライドに出かけてもパワーが出せず、ずっと脚がだるくて重いです。

でも、続けることできっと楽にパワーが出せて使える脚に変わると思います。

まずは2ヶ月を目標に頑張ってみます。

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