ロードバイクのカスタマイズでよくあるのは、サドル高の変更、サドルの前後、ステムの長さ調整、ステムの高さ調整(コラムスペーサーの変更)この4つが大きなサイズ調整になると思う。
その中で、もう1つ調整が可能なところが、クランク長の変更。
クランク長とは?
クランク長とはペダルアームの長さのことです。
フレームのBB(ボトムブラケット)からペダルまでのアームの長さです。
この長さを変えることができるのです。
クランク長を変えるのは簡単か?
だけど、ステムの長さを変えるのはそんなに問題はありません。
ヤフオクで見てみると、結構安く手に入ります。
長さが合わなければ、また買い直そうって思えます。
ぼくが9cmのステムから11cmのステムに変更した時も、3Tのアロイステムがヤフオクで5,000もしなかったです。
ちょっとしたカスタマイズにはお手頃です。
しかしクランクを変えようと思ったら、ちょっと大変です。
ヤフオクで検索してみても、安心して使えそうなシマノアルテグラで20,000円くらいします。
ちょっと交換なんていう訳にいきません。
ましてや、最近ではパワーメーターがついているものが多いので、パワーメータ付きだと80,000円くらいしちゃいます。
なので、ぼくは自転車を買う時に合わせて変更してみました。
どのクランク長を選ぶといいのか?
クランク長は基本的に身長の10分の1という基準?があります。
身長170cmの人だと170mmみたいな感じです。
じゃぁ、身長180cmの人だと180mmなのか?というとそうでもないです。
身長が180cmあるファビアン・カンチェラーラは175mmのクランクを使っていると言います。
別府史之選手は身長180cmで172.5mm、アルベルトコンタドールは身長176cmで172.5mm、新城幸也選手で170mmのクランクです。
ということで、まちまちですね!
どちらかというと、脚の長さに左右されてるのかなと思います。
市販の完成車で装着されているクランクはほぼ、170mmです。
ぼくが購入したTREKエモンダも52サイズで170mmでした。
今回購入したS-works tarmac sl6は54サイズでクランク長が最初から172.5mmでした。
なので、170mmを基準に長い短いの判断になっていると思います。
ショートクランクと呼ばれるものは160mmですね。
短いクランク長だとケイデンス重視となり、長いクランク長だとヒルクライムに有利と言われてこの原理からも分かる通り、ペダルにトルクをかけやすくなります。
ここは実際に自分にあった長さをショップでフィッティングしてもらうのが一番だと思います。
ぼくの場合はショップでジオメトリを測ってもらって、172.5mmでも問題ないと言われたのでその長さにしました。
それでは実際に、クランク長が2.5mm伸びるとどうなるのか?
2.5mm伸びることによって下止点、上止点でそれぞれ2.5mmずつ伸びるので、ペダリングの円の大きさが直径で5mm伸びます。
5mmです。
その場合は、サドル高を少し低くするセッティングになるようですね。
じゃぁ、実際に2.5mmクランクが長くなって感覚はどうなったのか?
正直、全くわかりませんでした。
ただ実走の時、登坂での足の回転とペダルを踏み込むときの感覚は良くなったと思います。同じ坂を登ってもスピードに乗っているな?という感覚が確かにあります。
自転車がTREKエモンダとs-works tarmacなのでそもそも違う自転車ですからその違いなのかもしれませんが感覚的に登りやすくなった感じはあります。
しかし、ローラートレーニングは相変わらずTREKエモンダの170mmを使っています。
そこで、思うのはなんとなくペダリングで書く円が小さい感じです。
小さくクルクル回している感じなのです。
172.5mmに慣れてくると170mmは短く感じます。
わずか2.5mmですが体はその違いを感じるんですね!短い方に乗るとその違いを感じます。
今は172.5mmの方が楽に高回転でも回せれる感覚にあります。
実際に数値化しておらず、主観です。
クランク長を変えるカスタマイズもペダリングに直接作用するので十分ありだなと思いました。
ぜひ参考にしてください。
ちなみに、ぼくの友人は足が短いから160mmにしたと言ってましたが乗りやすいと言っていました。
正解はありません。気になる方はぜひショップで測定してどのポジションの時に一番楽にパワーが出るか調べてもらうといいですね!
こちらのランキングに登録しています。
ポチっとおして応援していただけると嬉しいです!
↓↓↓↓↓↓
アイキャッチの画像はこちらのフリー画像を使用しています。
コメント