2023年の秋から、仕事も忙しくなり自転車に乗る機会が激減しました。
レースに出ることも無くなり、できることと言えば仕事が少し落ち着いた時にロングライドに出るくらい。
それも、10月くらいでできなくなった。そうなるとどんどん乗らなくなる。
そうこうしていると春になり、そんな僕でもチームのみんなを誘って久しぶりに丹後半島1周140kmライドに出かけてみたらそれなりに走ることができました。
正直、チーム練にはもう参加できないなと思っていたくらい体力が落ちていたので、少し復帰の兆しが見えて嬉しくなりました。
午前7時集合 気温6度 夏服とベストでスタート
4月の朝はまだまだ寒い。
それでも夏服にベストで十分寒さはしのげるようになってきた。
グローブも指切りグローブでも辛くないくらい。
日中は20度近く上がるので、この寒暖差が何を着たらいいかを悩ませる。
出発は淡々とLSD(ロングスローディスタンス)ペースで体を温める。
今回参加したのは、
- たーぼう
- 川じゅん
- ひでぴょん
- とも君
- ともやん
- 僕
の計6名。
久しぶりに声をかけたのに、6名も集まって上出来だった。
なぜなら、ストラバでイベント募集をかけた際にLSDとうたったから。
みんな春先で長距離乗りなれてないからちょうど良かったのだろう。
天橋立を目指し峠を越え東へ向かうと…
兵庫県の但東町を走り京都府与謝野町から宮津市へ向かう
この但東町が緩斜面になってて1〜2%のなんとも言えない坂のようで坂でない坂が続く。
こういう坂が序盤から足を削っていくのだ。
軽快にローテーションを回して進んでいると、たーぼうが先頭の時にグイグイ引き始めた、ダメな病気が出たのだろう。
その名も「みんなで走ると我慢できなくなる病」
きっとみんなも経験があると思う。
僕も大いに経験がある。この後、体力が無いくせに何度も発症する。
治ることのない厄介な病気だ。
番手についてるのに苦しい。
たーぼうはチタンバイクでいつもより重いバイク。
「俺は重いバイクでもグイグイいくぜ!」と背中で語っているようだ。
こんちくしょう。
峠手前でローテーションが回ってきたのですかさずLSDに戻した。
だって苦しいんだもん!
ペースを戻すと、みんなからはいいペースと称賛をいただいたのは言うまでもない。
与謝野町を過ぎ、無事に天橋立に到着!
紹介しておこう、左から僕、ひでピョン、川じゅん、ともやん、とも君、たーぼう。
頭の黄色いのと、腕の黄色いのがこの後無限に大暴れする。
信号の黄色は危険というが、信号以外にも当てはまるのをこの時知る。
何度も言う、黄色は危険だ。
宮津市の天橋立北端に位置する「元伊勢籠神社」へ
天橋立まで来て籠神社を素通りすることはできない。
元伊勢と言われるのは、伊勢神宮の外宮の豊受大神をお祀りしてきて、後に4年ほど天照大神も一緒にお祀りしていたんだとか、その後、伊勢に祀られたと言うことのようです。
詳しくは籠神社のホームページを見てね!
さて、次を目指すのは伊根の舟屋
伊根の舟屋までは海沿いを気持ちよく走れるはずだった、川じゅん劇場の始まり
スタートする前にビアンキのローディーさんが走っていた。
今日は気持ちい天気だから走りたくなるよね〜って思いながら見ていた。
先頭をひでピョンでスタートし気持ち良い感じで走って、海の風を感じる。
そして番手に僕。
ローテーションが回ってきて僕は先頭に出る。
すると、遠くにビアンキさんが見えてしまった。
トレインを組んで走っていると、先頭でも整流効果でスピードが出やすくなってしまう現象が起きます。
僕が悪いんじゃないんです、整流効果のせいでなぜかペダルを踏む足に力が入ってもう止まらなくなりました。
そう、発症してしまったのです。
みんなで走ると我慢できなくなる病が…
ずんずん踏んでビアンキさんに声掛けしながら安全を第一に追い抜きました。
もの凄いスピードで…
僕の役目はここまで、次へ次へと回って川じゅんに番手が回ってきてからトレインの様子は一気に変わりました。
よほど気持ちよかったのでしょう。
先頭を一人グイグイ引いて、サイコンを見ると時速46km。
はて、これは無事帰れるのだろうか?と不安になりながらも遅れたら最後一人旅になるので高速列車に乗せてもらって突っ走ります!
川じゅん機関車は軽快にあれこれ安全指示を出しながら突き進み、あっという間に伊根の舟屋に。
6人のトレインなので、しっかり体力温存させてもらいました。
川じゅん恐るべし!あとで聞いたら「気持ちよかった〜」って言ってました。
立派な変態です。
伊根の舟屋には女性の杜氏さんがいる「向井酒造」さんがあって、ピンクの日本酒があるようです。
向井酒造の前を通るとフワッと日本酒の香りが漂います。
お酒好きな方は行ってみては?飲みやすいお酒だと何人もの友人から聞きました。
次は経ヶ岬です
断崖絶壁の美しい景観「経ヶ岬」に現れた奴ら
伊根の舟屋から経ヶ岬まではアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。
上り坂も長くても5分くらいなので耐えればなんとかクリアできるから体力が中程度の人でも問題なくいけるでしょう!
チームAtSkyの皆さんはお話しながら登っていきます。みんな元気だなぁ〜
経ヶ岬までの海岸線で見晴らしのいい展望スペースで写真を撮りましたが、海は全く見えず。
次の目的地は道の駅「てんきてんき丹後」です。
道路標識を見ると17kmとなっているので30分くらいで到着することでしょう。
で、経ヶ岬までもう少しのところで、後ろから何か声が聞こえます。
いつもなら石とか木とか注意し合うのですが、この時聞こえたのが
「さる!猿!猿がいる!」と!
よく見ると道路に大きな猿が3頭はいたような。
一気に走って崖をよじ登り消えていきました。
猿のフンの匂いがそこらじゅうに漂っていました。
自然あるれる丹後半島。
激坂!間人テラスでまったり
道の駅でまったり水分補給をした後は間人(たいざ)の海岸を走りテラスで記念撮影
今回はただ走るだけじゃなくて、きっちり記念撮影をしながら走ります。
しかし、ライドも後半になると皆体も温まり容赦ないスピードで走ります。
ともやんは春までの走行距離が皆よりちょっと少ないので、長めの緩斜面でちぎれることがありましたが、スイーパーしながら引き戻します。
そう、助けているのか引きずり戻しているのかわからない。
苦しみは皆で分かち合うものです。なので、引き戻します(笑)
網野から宮津に抜ける少し小さい丘を越える時、またしても川じゅん劇場が始まりました。
男の一本引き!
もうここで終わってもいいと言う気持ちで着いていきました。
この人怖い。
坂の上で逆向きに走るローディーさん達が休憩していたのですが、僕たちは皆鬼の形相で坂を登り下っていきます。
きっと、あいつら何なんだろう!って思われてるはず。
本当は手を挙げて挨拶したかったのですが、そんな余裕もなくゲホゲホ言いながら坂を越えていきました。
スライドした人たち楽しそうだったなぁ〜。
僕達も苦しい中、みんなで楽しんでましたけどね!
本日の本当の目的地へ到着!このために走ってました
今回のライド募集はスイーツライドでして、京丹後市区美浜町にあるクレープ屋さんの「Mikke」に行くのが目的でした。
ここで、今までの疲れを吹き飛ばすべく、おじさん達はクレープに貪りつくのであった!
今回の目的を達成しました。
甘い甘いクレープを堪能し帰りのエネルギーにしました。
最後は、久美浜から豊岡へ抜ける河梨峠を川じゅんの独壇場で切り抜けボロボロになってチームライドを終了しました。
久しぶりに100km以上の頑張るライドを経験できて満足です。
同い年のとも君がガンガン走るので一緒になって頑張ってしまった。
今回のストラバデータは下に貼っておきます。
今回頑張れたのは
冬の間ほとんど乗れず、気持ちも切れてたのに4月に入ってチームのみんなと走れるまでに回復したのは単純に、週3回1時間のローラーをしていたからだと思っています。
スマートローラーの負荷を160wに設定してただ1時間回すだけ。
ケイデンスは平均で90回転くらいです。
みんなと一緒に走れたけど、一人だけ心拍は高かったと思います。
すぐに170bpm超えてた感じです。
これからは、休みの日は午前中のうちに100km走ってから用事したり、仕事の準備をしたりしようかな。
今回のライドで、4月21日のアルプスあずみのセンチュリーライド160km走りきれる自信ができました。
今から楽しみです!
サイクルコンピューターをBryton s500に変えましたが、絶好調です。
マップの入れ方もわかったので、ナビとしても十分だし、バテリーのもちも大満足。
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