ロードバイクを初めて購入する気持ちになった時に参考にしてもらいたいことを書きます。
先日、知り合いの方に「ロードバイクを購入することにしたんですが何を揃えればいいですか?」と質問を受けました。
以前にも記事にしていますが、近年だいぶ変わってきているので改めて書いていこうとおもいます。
どんなロードバイクを買ったら良いですか?
まず、どこのメーカーの自転車を買えばいいですか?
とよく聞かれます。
学生であればそんなに高い自転車は必要ないです。
アルミのロードバイクで良いでしょう。
どうせ、転けるし自転車の精度を上げて早くなるよりはエンジン=体を鍛えて速くなったほうがいいからです。
そこそこ走れるようになってから、ハイエンドモデルに移行すればいいでしょう。
だが、大人が始める場合は違います。
大人の場合は車を買う感覚だと思ってください。
用途に合わせて自分が気に入ったデザインの車を買うと思いますが、それと同じです。
長距離を走って楽しみたいのか、レースに出てみたいのか、ちょっとした未舗装路も走ってみたいのか?
それぞれ自転車の種類が変わってきます。
それでも迷った時は、オールラウンドモデルを購入すると言いでしょう。
また、入門機材を購入するより、ミドルグレードを買ってみることをおすすめします。
いきなりハイエンドモデルを買うのもいいですが、やはりコケたりするし、不慣れだから不意に自転車を倒すこともあります。
なので、使い慣れてからハイエンドモデルを買うのが良いでしょう。
なぜ入門機を買わないのかと言うと、乗り始めたら正直物足りなさを感じるからです。
僕の近くに居る自転車乗りも初めての自転車を買ってから早いうちにもう少し上のモデルにすればよかったと言っています。
僕もTREKのエモンダの入門機S5を買いましたが、早々にSL6を買えばよかったと後悔しました。
S5は入門機でワイヤードの変速のシマノ105が標準装備でしたが、ワイヤーが外装だったのです。
見た目でワイヤーが内装式が良かったので、なんとなく安っぽく感じてしまいました。
今思えば、メンテもしやすかったし自分でワイヤーを交換したりと作業もしやすかったので結果良かったのですが、やはり内装式のほうがスッキリしていてカッコいいですね。
また、変速機やブレーキもSL6だとアルテグラが付いていたのです。
走れるようになってくるとブレーキ性能は重要です。
アルテグラのブレーキは皆一様に105とは違うと言います。
ブレーキは大事です。
変速機の豆知識
変速機の世界シェアNo.1は日本のシマノです。そのシマノがラインナップする変速機はティアグラ→105→アルテグラ→デュラエースとなります。デュラエースは超高級品です!
ただ、一つ言えるのは自分が見てカッコいい!とかこの色が気に入っているなど見た目で選んで問題ないということです。
どのメーカーも相当な資金を投入して自転車を作っているので、よほど推しのメーカーでない限り見た目で良いと思います。
友人の中に台湾製の自転車だけど、これ大丈夫ですか?って相談してきた人もいたけど、自転車の製造は世界中で台湾がトップです。僕のS-worksも台湾で製造されています。
カーボン成形技術は台湾が素晴らしいと思って間違いないです。安心の台湾製です。
自転車のサイズに迷ったら
次に、自転車のサイズに迷ったら。
自転車を購入する時に大切なのが、自分の体に有ったサイズのフレームサイズを選ぶことです。
ほしい自転車が見つかったら、そのメーカーホームページをみて自分の身長からおおよその適正サイズを調べてみましょう。
だいたいのサイズ感がわかると思います。
あとは、ショップに行って身長を測ったり、股下を図ったりしてサイズを決定していきます。
僕ですと、身長172cmで適正サイズが52か54サイズになります。
どちらのサイズでも大丈夫な身長になります。TREKでは52サイズに乗っていました。
現在のS-worksでは54サイズに乗っています。S-worksの場合はジオメトリと言って詳しく採寸したフレームサイズがあってそれを見ると、TREKでいう53サイズに当たります。ようするに、52と54の間のサイズです。
ただ、もし僕と同じようにどちらのサイズでも大丈夫ですと言われたら、小さい方のサイズにしてください。
大きいものを小さくすることはできませんが、小さいサイズはパーツを組み合わせると大きなサイズに合わせることができます。
また、小さいサイズのほうが重量も軽いので取り扱いしやすくなります。
2つのサイズで迷ったら小さい方!
サイズの合わない自転車ほど辛いものはありません。
自転車店はどこを選べばよいか?
これは知人に紹介してもらうのが一番だけど、僕のようにクソみたいな自転車屋に当たることもある。
ただ、紹介してくれた人は悪くない。
紹介者さんにとっては良くしてくれるところだから。
おすすめなのは、メーカーの直営店。
もし何か有ったときもフォローがしっかりしているし、初期不良の対応もいい。
それに、メーカーとしての自負もあるので安心できる。
僕はTREKのエモンダを勝った時はTREKストアーで買った。
あれは良かったなと思うが、担当者が新人で知ったかぶりだったのが駄目だった。
できれば直営店でベテランスタッフにみてもらうと良いかな。
また、初めての時は結構トラブルが出てくるので居住地の近くの自転車屋さんで購入するのもあり。
最近はSNSが普及しているので、店舗の評判はリアルタイムで収集できる。
できるだけ評判のいいところで買えば大丈夫。
どんなに良いところでも、一定数のアンチはいるので高評価も低評価も読んでみて決めるといいかな。
自転車だけではないその他に揃えると良いもの
自転車はそれだけ買っても乗ることができない。
まずペダルが別売り!
これは多くの人が知らない。
完成車と呼ばれる自転車でもペダルは付いていない。
なので別途用意する必要がある。たいてショップで購入できるので自転車を購入する時にお願いしよう。
それでは、必要なものをピックアップしていきます。
- ペダル
- ヘルメット
- ボトルケージ
- ボトル
- ビンディングシューズ
- クリート
- ジャージ
- グローブ
- フロアポンプ
- 前照灯、バックライト、ベル
- サドルバックorツール缶
- 予備チューブ
- ホイールレバー
- 携帯用空気入れ
- 携帯工具
- サングラス
- ワイヤーロック
- 自転車スタンド
以上の物は用意しておく必要があります。
さらにあると嬉しい装備品として
- サイクルコンピューター
- ケイデンス、スピードセンサー
- パワーメーター
があるとトレーニングを目的にしている人はテンションが上がること間違いなしです。
僕は、最初からセンサーと安いサイクルコンピューターを購入していました。
ペダルについてはビンディンシューズ用のペダルとスニーカーなどで乗れるフラットペダルがあります。
慣れないうちはフラットペダルでも良いと思いますが、乗っているとだんだんビンディングシューズに憧れると思うので始めからビンディングシューズ用でもいいかなと思います。
ちなみに僕は始めからビンディングシューズ用のSPD-SLというタイプのペダルにしました。
ヘルメットは命を守る大切なものなので、大きすぎず程よくフィットするものを選びましょう。
僕はなぜかワンサイズ大きいヘルメットを買わされました。
最初はMサイズをかぶって丁度いいと思っていたのに、店員に「それじゃぁ小さいです!」と上から目線で言われ、ワンサイズ大きいのを購入しましたがハッキリ言ってデカかったです。
素人店員め!チッ!って感じです。
ジャージは大きな自転車ショップに行くと試着できるところがあるので、試着して買ってください。
普通の服と同じサイズ感で買うと大きすぎたり小さすぎたりします。
できるだけ試着をおすすめします。
するとだいたいサイズ感がわかってきますので、その後は通販などを利用してお手頃なのを手に入れてください。
自転車用のジャージは体にフィットする衣服です。
なぜなら、自転車は風の抵抗をモロに受ける乗り物なので、なるべく空気抵抗を少なくする必要があるのです。
服がバタつくと本当に苦しいです。
できる限りバタつきのないフィットするものを選びましょう。
またサドルが硬いので、お尻が痛くなります。
パンツも衝撃を吸収するパッドが入っています。最低でもパンツだけでも買いましょう。
乗り心地が全然違います。
おすすめのパンツはビブパンツと言われる、肩紐の付いたパンツです。
あとは、盗難防止のワイヤーロックとパンクした場合に補修するパンク修理用の予備のチューブとタイヤを外すためのレバーが必要になります。
その他、出先で空気を入れるために携帯ポンプと携帯工具も必要ですね。
出発したらできる限り自力で帰れるように、トレブルが有っても自分で対処できる簡単な工具や道具は持っておきましょう。
そして、忘れがちなのがフロアポンプ。
いわゆる空気入れです。
ロードバイクのタイヤは一般的なママチャリと違ってタイヤが細く空気がたくさん入りません。
なので、1日放置しただけでも空気は徐々に抜けていきます。
ですので、毎回乗る前に空気圧を調整する必要があるのです。
この毎回空気圧を調整することをクセ付けると必要以上にパンクすることもなくなります。
僕は5年間自転車に乗っていますが、パンクは3回しかありません。
まとめ
ロードバイクを購入する時は、ロードバイク以外の用品も必要になることを理解しておきましょう。
僕が購入した時は25万円のバイクを買って、付属品で10万円かかりました。
これでも安く済ませた方だと思います。
自転車のパーツや付属品は高価なものが多いですが、よく調べると同じような機能があるけど安く手に入るものもあります。
自転車本体は買い替えは難しいですが、パーツは買い替えしやすいので、最初は安価なもので我慢して少しずつ気になるものを揃えていくのもいいですね。
大きな買い物なので、無理をせずよく調べてお気に入りの1台を手に入れてください。
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