はりちゅうスプリングエンデューロ2019

ロードバイクイベント・大会

2019年レース初め!

はりちゅうエンデューロ2019レース出場

友達が毎年参加している「はりちゅうスプリングエンデューロ」に参加してきました。

場所は兵庫県加東市にある播磨中央公園です。

エントリー種目は
ビギナー1
ビギナー2
スポーツ1
スポーツ2
エリート
120分エンデューロの個人の部とチームの部

それに子供の部があります。

僕はビギナー1に出場しました。
ビギナー2はロードバイク以外でも参加できる種目なので、ロードバイクで出場できるビギナー1へ。

一周3kmちょっとのコースを4周走るレースです。
時間的に20分で終わります。
FTP測定みたいなレースですね!

スポーツ2になると6周。
スポーツ1になると8周
エリートは10周になります。

そして午後からは120分のエンデューロソロと
チームエンデューロがあり、僕は同じチームメンバーと
チームエンデューロに出場しました。

ビギナー1に初参戦!

毎年参加しているチームメンバーに
「これビギナーって言いつつビギナーじゃないでしょ?」と聞くと。

ええ、ビギナーじゃないですね!と即答。

で、この中だとどれくらいの実力になるの?って再び聞くと。
これでも真ん中くらいですわ!と。

だんだん不安になってきた。

サイクルコンピューターを見ると心拍が「106」となっている。
まだ走ってないのに高鳴る鼓動。

隣にいる友達はというと、97。
俺より低い!と思ってたらどんどん上がってきて
あっという間に100を超えてきた。

二人でバクバクいう心臓を数値で見て完全に硬くなりました。

走行中のアドバイスとして、真ん中あたりで走ると人が多くて窮屈なので、できるだけ前よりで頑張ってください!
とのこと。

さっき真ん中くらいの実力って言ったやん!
前の方で頑張るのね!わかった。

ほどなくして秒読みが開始される。

「1分前」

「30秒前」

「20秒前」

「10秒前」

パンッ!

こうしてわずか4周12kmの過酷なレースの幕が切って落とされたのでした。

死ぬ気で回せ!

スタートする前からガチ回し!
と聞いていたので初めからハイペースなのか?
と思っていたら、このレースはチームマトリックスの
プロのライダーの皆さんが集団をコントロール
してくれるのでとても走りやすかった。

上りなんて、後ろから華麗なペダリングを見ながら
こうやって登るのか!と思う余裕はなく。

ただ、「この坂をなんて軽そうに登るんだ!」
やっぱりプロは変態だな!

と思いながらただただ前寄りに張り付いて
付いて行きました。

僕は下りがとても苦手なんです。
怖いから。

でも、スタート前にマトリックスの皆さんの
講習会を聞いたおかげで、下りコーナーが怖くなくなりました。

とんでもなくよく分かる説明でバイクのことを信頼することができました。

おかげで、レース中に下りコーナーで必要以上に減速しなくてもよくなり駆け抜けていけるようになりました。

マトリックスの皆さんありがとうございました。

1周目

1周目は淡々と走るだけ、これなら余裕で付いていける。
そう思ったらなんと1周目の途中まではローリングスタートだった。

2周目

徐々にスピードが上がる。
先頭のマトリックスの皆さんに紛れるように
3名張り付いて走っている。
あの3名には追いつける気がしなかった。

3周目

えらいスピードが上がるじゃないか!
いや、スピードが上がったんじゃない!
俺のスピードが落ち始めているんだ!

やばい付いて行かなきゃ!
そう思っていると、チームメンバーが先頭のグループに食らいついていった。

僕は悔しいがチームメンバーの尻を眺めながらひたすら回すのだった。

4周目

泣いても笑ってもこれが最終周回。
いったい自分が何番目を走っているのかすらわからない。

ただ一人でも前に行くしかない。
最初ののぼりを終えて、10秒ほど前に人が見える。

キツイ。
10秒ってもう追いつくのは無理な距離に見える。

そして目の前にはチームメイトを含めた3人の姿。

登りを終えて、平坦区間に入る。
その先に軽い上りが!

ここで一人を交わす。

さらに下って中盤の短い上り。
ここで、前の二人の勢いが落ちた。
俺の勢いも一緒に落ちる!

あかんやん!

でも食らいつけ!

踏め!

踏むんだ俺!

登り切ったあたりで追いついた。

そして、交わす!

ここからは下りのガチ回し!

脚の疲労でうまく回らない。
お尻は跳ねるしペダリングはグシャグシャ。

スピードを乗せて突っ走る。
もう一人も交わし、いったい何位なんだ!

と思いながらも歯を食いしばってペダルを回す。

普段ならなんて事ない緩やかな上りが
どえらい坂に見えるくらい足が動かない。

最後のS字カーブを超えて観客の姿が見える!

あと一息!

ここでさっき抜いた人にもう一度抜き返される!

荒い息遣いが聞こえる!

この人もエライんだよな!

俺は?

荒い息遣いじゃない!

オェ〜〜〜〜〜。

もう吐きそう。

俺の方があかんやん!

ちらりと見た後ろにチームメートの姿が。

最後の力を振り絞ってダンシングスプリントだ!

ダンシングともスプリントとも言い難い。
ただハンドルにしがみついてもがきながらペダルを回す
1日前に44歳になったおじさんの姿がそこにはあった。

もがき倒してフィニッシュ!

なんとかゴール。

ここのコースはゴール後上り坂なの。
もう踏む力が残ってないのに上り坂。

止まりたいけどこがなきゃならない。

少し先にある右側の脇道に逸れてコースから離れる。

今にも呼吸が止まりそうなくらい辛い。

なんとか駐車場まで戻って自転車を降りると
もう立ち上がれないくらい脚が終わってた。

順位は?

チーム夫婦に聞くと「僕が8位だと思いますから、義本さんは7位じゃないですか?」

と言うことは惜しいところで表彰を逃したことになります。

最後に抜かれたのが悔やまれます。

休憩スペースに戻りキットカット大人味を食べながら
反省会をしました。

よく考えたらチームメイトと協調して最後まで乗り切れば
良かったよなぁ〜と。

そうしたらもっと前に行けたかもって。
脚を溜めるより、二人で削りあって潰しあった。

最高のチームメイトですwww

レースに不慣れだとこう言うことになるんですね。

ビギナーで良かったかな!

リザルト発表!

ゼッケン37番。
義本学。

ん?

え?

おぉ!!

俺6位になってるやん!

人生で初めてです。
自転車レースに出て表彰状もらうなんて!

表彰だけだと思ったら副賞まで付いてました。

嬉しすぎる!

午後からは2時間チームエンデューロ

お昼からはもう脚が残ってませんでした。

一人3周ずつ走って交代しよう!
と言う作戦になりました。

出走順は若い者順。
と言うことで、僕は第2走者。

スタートは一番若い田原さん40歳。
僕が44歳。
第3走者は井上さん46歳。

フォーティーズ!

おじさん達頑張りました!

先頭の田原さんがなんとか頑張って3周!

次の僕も流れに乗って3周!

そして井上さん!

田原さんの二人でお話ししてたら井上さんを見過ごしてしまった。

あっ!発見!

次で帰ってくるのかな?

田原さん、そそくさと準備。

井上さん、息絶えだえに帰ってきて無事交代!

「俺何周走りました?」

「えっ?3周じゃないんですか?」

「途中でわからなくなってww」

「2周かもしれん!」

うそん!(笑)

そして田原さん3周で僕に交代!

僕は調子がまぁまぁだったのでそのまま4周走り井上さんにバトンタッチ!

田原さんと周回と時間を考えてて。

「義本さんはこれで終わりですね〜」

「井上さんが3周して僕があと1周走ることになるかもです!」

じゃぁ、田原さんがフィニッシュラインを切ってくださいね!

と話してました。

そうこうしてると井上さん1周目終わり。
まだまだ元気そう!

「井上さん次で入ってきたら笑いますよね〜」
って話してたら、井上さん息も絶えだえに2周目で
ピットイン!

田原さんと二人でズッコケながら、もう1周です!って
クタクタになっている井上さんを鬼のように送り出しました。

帰って来てラスト1周を田原さんに託し井上さん役目を果たしました。

もう途中で何周かわからなくなる!
って言ってました。

クタクタになって2周目帰ってくるあの姿は本当に最高でした。

最後田原さんのゴールを見に行き、エールを送り僕たちのチームエンデューロは幕を下ろしました。

終わってみて、3人でもう何位になったのかわからんよなぁ〜
と荷物をまとめて撤収してるとアナウンスが聞こえて来ました。

チームエンデューロ、「5位 アットスカイ」

えっ!

俺ら5位なん!

もう有頂天です!

4位とは明らかに差が開いてますけど
5位は5位と言うことで、3位までしか上がれない表彰台に勝手に登って写真を撮りました!
気分だけ上位入賞!

そしてこれが副賞達です!
バイクスタンド
あったかい帽子
保冷ボトル
靴下
補給ジェルは参加賞
使い勝手がいいMATRIXの袋

たくさん遊んで、副賞もいただいて
しっかり元を取って帰りました。

これからもトレーニング頑張ります!

トレーニングはこのブログで紹介している
トレーニング法を行なっていて変わったことを
しているわけではありません。

なので、少しでも参考になると嬉しいです。

次はグランフォンド京都でロングライドイベントを楽しみたいと思います。

参加される方は一緒に楽しみましょう。

お声かけ大歓迎ですので一緒に写真撮りましょうね!

 

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