坐骨神経痛の改善方法
坐骨神経痛と聞くとお尻から太もも、また足首にかけての鋭い痛みを思い浮かべるでしょう。
病院に行くと坐骨神経痛と言われ、レントゲンを撮ったり、MRIを撮ったりしてヘルニアが原因ですとか、脊柱管狭窄症と言われたりします。
そして治療は?というと。
- 筋肉の緊張を緩める薬
- 湿布薬
- 温熱療法
- 腰の牽引
- ブロック注射
などがある。
よく整形外科で行われる牽引療法だが、腰痛に関して3〜12ヶ月の調査の結果、有効である可能性は低いと「腰痛ガイドライン(日本整形外科学会監修)」に掲載されている。
湿布薬においては、血流を減少させる事により痛みを軽減させている。
本来血流を増やして回復していかなければならないのだが、逆効果となっている。温湿布も暖かく感じる薬剤が塗ってあるだけで目的は血流を少なくさせて痛みを減少させている冷湿布と同じ。湿布は貼って気持ちいだけで効果は薄い。
筋肉の緊張を緩める薬(筋弛緩薬)においては急性腰痛には有効だが高確率で副作用が見られ、眠気やふらつきと言った症状に注意しなければならない。
温熱療法に関しては急性腰痛では効果があるとされている。逆に冷やした場合は改善に対して効果があるとは言い切れないようだ。
ブロック注射は神経の根元に痛みや原因がある場合に行われる注射で、効果は中程度とされている。
こうして見ていくと、薬に関しては副作用に注意が必要。湿布は効果が薄く、牽引は効果は低く血栓症のリスクもある。ブロック注射も効くのか効かないのかよく分からない。
唯一効果がありそうなのが、温熱療法となるが慢性腰痛に関しては効果があるとは言い切れないようだ。
ではどうすればいいのか?
坐骨神経痛と言ってお尻のあたりから、足の方に伸びている神経が原因と言われているが、そもそも本当にそれが原因なのか疑った方がいい。
神経は折り曲がったり、圧迫しても痛みは出ない。だが、引っ張ると痛みが出るようにできている。
このことからも、ヘルニアや狭窄症が原因とは考えにくい。
さらに牽引して引っ張ることは症状改善どころか逆効果にもなる。
十風堂で坐骨神経痛でこられる患者さんを見ていると、そもそも原因となる場所が1箇所ではない。
お尻の痛みも膝下に原因があったり、ふとももに原因があったりと特定が非常に困難だったりする。
家庭で出来ることは、痛みが出ているところにカイロを貼って温める。
お風呂に浸かって温める。
とにかく、温めて血流をお促すことが大切。
痛みがある場合は自然治癒は難しい
ただ、実際痛みが出ている時は自然治癒は難しいのが現状です。
よく、骨盤の歪みが原因ですと言われたり、腰の骨の間隔が狭くなっているのが原因ですと言われるがそれでは痛みは消えないでしょう。
豊岡カイロプラクティック整体院十風堂では痛みの原因を調べならが筋肉の酸欠を解消していきます。
ただ、1度でよくなることはありません。
坐骨神経痛のような痛みは歩くだけでも辛い、車に乗っているだけでも辛い症状です。
施術が終わった後でも痛みが出ているケースがあります。
ですが、何度か施術をしていくうちに痛みは和らぎ日常生活ではそこまで辛さを感じなくなるケースがほとんどです。
まずは一度来院してもらい、
- どこに原因があるののか?
- 自分でケアするにはどうすればいいのか?
- どういった生活習慣に気をつけたらいいのか?
を知ってください。
施術をしていくと、痛みの箇所が変わったりします。
それは、原因となる箇所が複数ある証拠です。
一つ一つ調整していきながら一緒に改善していきましょう。
当院で改善して日常生活ができるまでに回復された方は多くいらっしゃいます。
お気軽にご相談ください。
家庭で温めるのに最適なのは
家庭で温めるの最適なのは、お風呂とカイロで十分です。
でも、常時お風呂に浸かるわけにもいきません。
カイロも低温やけどの危険もありますので、注意が必要です。
就寝中はカイロを張らないようにしてください。
電気毛布はいいですか?と聞かれますが、電気毛布は電磁波の影響が懸念されるのであまりお勧めはできませんが、電気毛布と巻いてもいいでしょう。
一番お勧めなのは湿熱性ホットパックです。
空気中の水蒸気を集めて熱を発生させるので、しっとりして体の芯まで温まります。
スポーツをしている人の疲労回復にも適していますのでプロの選手も使っている人がいます。
お勧めはこちらのホットパックになります。
当院では取り扱っていませんのでご自身でお買い求めください。
サイズも色々あるので大きなもので全身を温めるのもいいですね。
日頃の疲労回復にも最適です。
僕も一つ持っていて、疲れた時やスポーツで疲労が抜けにくい時は使用しています。
水蒸気を集めるので本当に温まります。
まずは整体で体を調整して並行して温熱を活用してください。